じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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2010年版・岡山大学構内の紅葉(15)図書館から眺めるカイノキの紅葉

 11月18日午後、図書館を利用した際に撮影。時計台横のカイノキと同じ樹を北側から眺めたところ。後ろのほうの紅葉はアメリカフウ(モミジバフウ)。


11月18日(木)

【思ったこと】
_a1118(木)58歳になって始めたこと、止めたこと(3)外貨系銀行の口座を解約

 「58歳になったのを機会に」というわけでもないが、10月末に某・外貨系銀行の口座を解約した。

 主な理由は、
  • 外貨預金をする時のTTS(円から外貨へ) とTTB(外貨から円へ)が1ドルあたり2円の差があり、他行に比べると割りが悪い。
  • 前月の月間平均総取引残高の外貨部分が20万円相当額以上ないと、月額2,100円の口座維持手数料を徴収される。つまり、実質的に20万円分は供託金のようなもので自由に引き出すことができない。
  • 外貨預金がいくら高金利であっても、為替レートの変動のほうがはるかに大きく、長期間預けたからといって得をするとは限らない。証券系の外貨MMFのほうが臨機応変に対処できる。
  • 他行口座への振り込み手数料が高い。いっぽう証券系の信託銀行では一定回数以下は振込手数料無料となっているのでそちらを利用したほうがお得。
  • セキュリティやリスクの周知が徹底していることは良いとは思うが、何ヶ月か使わないとカードからの引き出しが凍結されたりして不便。
  • 「都度振り込み」の方法が厄介。
  • 残高が100万円相当額以上ないと、都市銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行のATMからの引出し・預入れが有料となる。残高が少なくても、たいがいのコンビニで土日祝日夜間も手数料無料で引き出せる銀行は複数あり、そちらを利用したほうが便利。
  • 海外旅行先で利用する機会がない。私の場合、そもそも旅行先で高額な買い物はしないし、数千円程度以上のものはクレジットカードで決済する。
といったところにあった。




 でもって、電話で解約を申し入れ、残高分をATMから引き出した次第であるが、引き出し金額が1000円単位となっているので、750円分が残ってしまった。しかし、他行口座への振込による受け取りを依頼すると840円の手数料が必要であり、また、最寄りの支店まで出向いていけば全額受け取れるとしても交通費だけで1万円かかってしまい現実的には不可能。けっきょく、残高750円は、「放棄」という手続をとらざるを得なかった。

 しかし、この750円を取り戻す裏技が1つだけあることに後になってから気づいた。それは、振込手数料が一定回数以下無料となっている他行の口座から250円分とATM引き出し手数料分(ここでは105円とする)を振り込んでおいて、残高を1105円にしておく。その直後にATMから1000円を引き出せば、手数料分105円を引かれてちょうど残高ゼロになるはずであった。しかしそれに気づいた時にはすでにカードにハサミを入れて返送済みであり、そのような操作をすることができなかった。くそーッ、食事1回分を丸々損してしまった。

 しかし何だかなあ。もともと、店舗が少ないからこういう手数料が必要になるわけで、最後の解約時くらい、気持ちよく手数料無料で他行口座に振り込んでくれてもよいのではないかという気がする。とにかく、最後の印象が悪かったので、この銀行を利用することは二度とないと宣言しておく。

 次回に続く。