じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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人生を象徴する雪だるま(3)
連載の最終回は、文学部中庭の雪だるま。ここは一日中日が当たらないので出現4日目まで形をとどめていた。その後、雪だるまにくっついていた枯れ草だけの山になったが、表面を取り除くと7日目でもまだ雪が残っていることが確認できた。 |
【小さな話題】 今シーズンもNHK杯将棋が面白い 日曜日の朝は、NHK杯テレビ将棋トーナメントの、 ●羽生善治NHK杯 vs 佐藤康光九段 を観戦した。NHK杯の番組は、ほぼ毎週、録画した上で観ているが、今回は対戦者がスゴイことに加えて、解説が加藤一二三九段ということで、見逃すわけにはいかなかった。ウィキペディアによれば加藤九段は1940年のお生まれなので今年で70歳。テレビで解説を拝聴できる機会は滅多に無いと思い、録画の上、ダビングして保存することにした。 さて、対局のほうであるが、羽生善治NHK杯 vs 佐藤康光九段の対戦はこれまで141戦で羽生NHK杯の92勝49敗となっているという。加藤段も言っておられたが、これだけの対戦数は両者が各種タイトル戦で争わないとなかなか実現しない。しかも、お二人ともまだ若いので、これから先、相当数の対戦を重ねられると期待される。 棋譜のほうは、両者が相穴熊となったが、終盤ではどちらの王様も穴熊から這い出して入玉を目指すという、(素人の私からみれば)珍しい展開となった。途中は羽生NHK杯が不利、終盤は「次の手のところで佐藤九段が投了」という加藤九段の予想に反して、最後まで予断を許さない激しい戦いになった。なかでも、羽生NHK杯の▲9六金は加藤九段ビックリの妙手だったようだ。ネットで検索したところ、こちらのブログで、加藤九段の驚きが以下のように再現されていた。 ああぁ!うわぁーーっと!驚きました。いやぁーーー!ひやぁーーー!もう、大変な驚きの一着で。うーーーん、こんな手がありましたか。今後のNHK杯戦の中で私が期待するのは、糸谷哲郎五段が準決勝でも勝利し、決勝戦で羽生NHK杯と対戦し、昨年の雪辱を果たすことである。もっとも、羽生NHK杯は準決勝で渡辺竜王に勝たなければならない。この対戦も大いに期待できる。 |