じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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文学部前の松の老木、ついに伐採。文学部前にあった松の老木が昨年夏の猛暑のあたりから生気を失いついに枯れてしまった。とりあえず、業者さんの手で、根元部分の保存を目ざすようだが、再び芽が出ることはちょっと期待できない。
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【思ったこと】 _b0314(日)今回の大地震について思ったこと(3)物資を送り込むよりも、温暖地域に人を迎え入れる体勢が必要では? 昨日の日記の続き。この日記執筆時点でのNHKオンラインの見出し項目は以下の通り。
しかし、それと同等以上に深刻になっているのが、避難所での生活支援であろう。週間予報によれば、被災地の1つ気仙沼では「午後は雪が降りだし、段々と本降りに。夜は積雪します。明日も雪が降り、暴風雪に注意。真冬の寒さ・雪に体力を奪われないように、できるだけ暖かくして下さい。」と伝えられており、3月16日から19日頃には最低気温が氷点下になる寒さが続く見込みである。 さて、このことで思ったのだが、通常、地震や台風などの災害では、被災地に避難所を開設し、水や食料や防寒具、日用品などの支援物資を送り込むことが通例となっている。しかしこれは、被災地がごく一部のエリアに限られて、家の修復や仮設住宅が1ヶ月以内で可能であるようなケースに限られている。 今回の大地震では、一部の町は壊滅的な被害を受けており、映像で拝見する限りは、半年や1年で元の生活の場に復旧させることはとうてい困難であるように見受けられた。 であるならば、いっそのこと発想を180度転換、被災地に救援物資を送り込んだり医師を派遣したりするのではなく、被災された方をもう少し南の暖かい地域に移動していただき、その地域で治療を受けたり食物を調達したりするほうが、有効な支援になるのではないかという気がする。 具体的には、まず、春休みに向けて、西日本の温暖地域の小中学校などを第一次避難場所とする。春休みが終わるまでには仮設住宅を建てたり、公営住宅の空き部屋をお世話し、被災地の状況が一段落するまでそちらのほうで生活していただくというものである。 もちろん被災者の方々の中には肉親の安否が確認できず、引き続き現地に残って復興に力を注ぐことを希望する方もおられるとは思う。しかし反面、高齢者や小さなお子さんの場合は、被災地に引き続き残ればそれだけ体力を消耗し、インフルエンザ等の病気にもかかりやすくなってしまう。大型バスや飛行機を使って、中国四国、九州沖縄地域に一定期間移住していただければ、そのほうがはるかに安全で、ご健康を取り戻すことができるように思う。 次回に続く。 |