じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 昨日に続いて、新宿御苑関連の写真。御苑内からはいろいろな高層ビルが見えているが、中でもいちばん目立っていたのがNTTドコモ代々木ビル(通称ドコモタワー)であった。

 ウィキペディアの当該項目によれば、このビルは
  • 建設期間 1997年12月-2000年9月
  • 最頂部 239.8 m
  • 屋上 150.0 m
  • 地上27階 地下3階
  • 延べ床面積 51,122 m2
  • 東京都のビルの中ではミッドタウンタワー、東京都庁第一本庁舎に次いで3番目の高さを誇る。一般の商業ビルと異なりNTTドコモの自社業務用のビルであり、関係者以外の立ち入りはできない。
  • 建物のスケールとしては地上50階を超える高さがあるが、ビルとしての構造を持つのは全体のうち下半分程度(地上25階)まで。14階までがオフィススペースであり、15階から25階までが基地局設備が設置されている。残りの上層部はマイクロ波アンテナを設置するためのタワー(鉄塔)同然で、内部は空洞である。このビルのシンボルにもなっている頂上の尖塔は実は32mのクレーンであり、アンテナの方向などを修正するためや、下階層からの機材の吊り上げに使われている。クレーン部分を含めた高さは272mである。
  • 落成当初は展望ロビーがあると勘違いして訪れる観光客のために、「当ビルには展望室はありません」との張り紙がされていた。
  • 北側【今回掲載の写真で言えばビルの右側面】には直径約15mの大時計がある。2002年にNTTドコモ設立10周年を記念して設置された。シチズングループのシチズンTICが作成し、時針、分針ともに約1トンあるという。尚、当ビルは世界一高い時計台である。ただしその記録はモスクワのフェデレーション・タワー西塔の時計に抜かされた。また現在サウジアラビアのメッカで建設中の2011年秋完成予定であるアブラージュ・アル・ベイト・タワーズ(高さ601メートル)によって大幅に塗り替えられる見込みである。


5月16日(月)



【小さな話題】

大相撲外人場所?

 八百長問題を受けて「大相撲・技量審査場所」なるものが無料で公開されているそうだが、テレビの中継が無いこともあって、どういう力士が(処分されずに)残っていて、どのように活躍しているのかを知らぬまま中日を過ぎていた。

 昨日たまたまニュースで知ったところでは、9日目を終えて、全勝で白鵬と魁聖が並び、1敗で把瑠都と栃ノ心が続いており、魁聖の新入幕の初日からの9連勝は、31年前に佐田の海が達成して以来とのことであった。しかし、なんだかなあ、「白鵬、魁聖が並び、1敗で把瑠都と栃ノ心」って、みな外国人ではないか。国際的という点ではそれもよいが、大震災・復興支援で「がんばろう日本」とか「がんばれ日本」とか言われているなかでは、国技たる大相撲はイマイチ、日本人力士の気概が感じられないなあ。


女性によるプロ野球実況中継

 15日の午後、羽田空港のラウンジでパリーグの試合の放送していたが、実況中継はなぜか女性だった。ネットで検索したところ、昨年4月にはすでに女性が登場していた模様である。別段、ジェンダーとかそういうことではなくて、選手が男性の時は男性、いっぽう選手が女性の時、例えば、女子駅伝とか女子バレー、ソフト、カーリングなどの中継の時は、女性による実況中継や解説のほうが、しっくりするような気がする。

 もっとも、厳密に言うと、実況中継者と解説者では違和感の原因が異なるかもしれない。同じ性の解説者のほうがしっくりするというのは、たぶん、その解説者がかつて同じ競技で活躍しており、その経験に裏打ちされた解説をしているという信頼感を与えるためであろう。いっぽう実況中継者の場合は、これまで殆ど男性アナウンサーによって行われてきたため、女性が登場したという新奇性が違和感をもたらしているかもしれない。駅員、車掌、タクシー運転手などの職種に女性が進出してきた当初は新奇であったが、最近はごく自然に見えるようになった。プロ野球や高校野球、さらに上述の大相撲などが女性アナによって実況中継されるようになっても、いずれは何ら違和感を覚えなくなるようになるかもしれない。