じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
§§ |
11月6日(日)は岡山大学祭の後片付けが行われた。夕食後の散歩時に会場エリアを通った時は、大学会館内でスタッフによる最後の片付け(ミーティング?)が行われていた模様であるが(写真上段)、屋外はすっかり片付いていて、ゴミ1つ無くなっていた(写真中段)。写真下段は翌朝の風景。駐車ゲートは元の通りとなっていたが、入り口の道路脇の違反駐車を阻止するためのロードコーンとコーン・バーはまだ復帰していなかった。 大勢の人で賑わっていた風景が一転して無人の静けさを取り戻すことには一抹の寂しさを感じるものである。大学祭への関心や意義は関係者それぞれでマチマチであると思うが、私の場合は、大学構内の日常風景が一変し、再び元に戻るというところに最大の興味がある。もっとも私自身が会場を通行したのは、夕食後と早朝のみで、出店が営業している時間帯には一切足を踏み入れていない。 |
【思ったこと】 _b1106(日)日本園芸療法学会2011年長野大会(10)「MILK」評価 昨日に続き、2日目午前中に行われた口頭発表についてのメモと感想。 口頭発表の中で、「MILK評価」という聞き慣れない言葉が出てきた。大会発表抄録をもとにネットで検索してみたところ、どうやら、夢のみずうみ村の取締役で、特定非営利活動法人夢の湖舎・理事長の藤原茂氏が「MILK成分」というM・I・L・Kの4つの側面から生活する能力を評価する方法であるようだ。 すなわち、園芸療法との関係で言えば、
なお、こちらの紹介によれば、夢の湖舎は、様々なボランティア活動をしてきた団体の集合体であり、5つの組織から構成されるという。
「M・I・L・K」という4つの側面は、もともとICF(国際生活機能分類)の心身機能分野を分かりやすく、かつ覚えやすく分類したものであり、十分な根拠があるようだ。もっとも、行動分析学的視点から言えば、「M」と「I」は強化の対象であり、「L」と「K」はそれを支える行動随伴性として分類できる。要するに、LやKは「内なる力」ではなくて、行動随伴性をしっかりと整えることによって初めて実現できるのである。これを機会に、藤原氏の御著書なども取り寄せてみたいと思っている。 次回に続く。 |