謹賀新年

じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 霰の朝。

1月2日の明け方、北九州では時折、屋根をたたくけたたましい音とともに霰が降り、一時は道路を覆い尽くすほどであった。気象庁統計によれば、午前4時台〜6時台の3時間に3.0ミリの降水量を記録。

1月2日(月)



【小さな話題】

カメラワークがもたらす印象の違い

 元日の夕食後、隣室で、某家族・親戚集団が、

芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2012お正月スペシャル

という番組を視ていた。「“一流”芸能人が“一流品”の判別に挑戦。もし間違うと「一流→普通→二流→三流→そっくりさん→映す価値なし」とランクが下がり扱いが悪くなる。」というような内容であり、これまでにもお正月に帰省するたびに、視させられている。全体として私の好みのジャンルではないが、その中の

●堤幸彦監督と芸人演出のドラマ

はなかなか興味深い比較であった。同じ俳優がほぼ同じ台詞をしゃべっても、カットやズーム、風景、エンディングなどのカメラワークや編集の違いでずいぶんと異なった印象を与えるものであるということが実感された。この種の技法は、映画やドラマはもちろんであるが、単に事実だけを伝えているはずのニュース映像でも大きな影響をもたらす。報道番組では、我々は、映像を通じて事実がありのままに伝えられていると錯覚してしまうが、実際は、カットやズームによって受ける印象が全く異なってしまうことに留意しなければならない。

【思ったこと】
_c0102(月)Windows7に慣れるわたし

 妻の帰省先には、先日購入したばかりのノートパソコンを持ち込んでいる。昨年1月には、「このまま生涯XPユーザーであっても別段不都合は感じない」と宣言した私であるが、私用のノートパソコンにはOffice2003しかインストールされておらず、学生から送られてくるOffice2007や2010の新ファイル形式への対応に一部不具合が生じることなどから、Office2010と合わせて新たに買い換えたものである。

 そんななか、新たに「じぶんを更新」した点を、備忘録代わりにメモしておきたい。

 まず、ブラウザの窓に文字入力する際、突然カーソルが別の場所にぶっとんだり、入力していない文字が勝手に入ったり、画面が切り替わったり突然終了するなどのエラーが続出した。当初これは、ATOKとの相性、あるいは、ブラウザのエンコードに問題があり、文字を入力した時に余計な制御コードがくっついてしまうためではないかと推測したが、いろいろ試してみると、結局、文字を入力する時にタッチパッドに触れてしまうことがエラーの原因であると判明した。そこで「マウス接続時にタッチパッドを無効」にしたところ、その後はいっさい誤作動が起こらなくなった。

 次に、使用中にイライラしてきたのが、ウィンドウを移動しているといきなり最大化表示されて、他のウィンドウと重ねて表示できなくなるという現象であった。ネットで検索したところ、こちらに対処法が紹介されていた。
[コンピューターの簡単操作センター]の[マウスの動作の変更]を選択し、[ウィンドウの管理を簡単にします]の[ウィンドウが画面の端に移動されたときに自動的に整列されないようにします]をオンにして[OK]をクリックし(画面2)、コントロールパネルを閉じる。
ということで対処できた。

 もう1つ、XPでは、ディレクトリの移動の際に「上へ」のボタンがあって重宝していたのだが、Windows7ではこれが消えていて当初は非常に煩わしかった。しかし、よく見ると、フォルダのメニューのところに、数段上までのディレクトリが表示されており、種々の移動がきわめて便利になっていることに気づいた。

 OSとは関係無いが、Windows7ではInternet Explorer 9が使えるという点がXPとは異なっている。もっとも私自身は、Google Chromeのほうをメインに使っているため、Internet Explorer 9の有り難みはイマイチ分からない。XPとWin7のマシンを併用している者としては、操作法の異なるInternet Explorer 8とInternet Explorer 9を使い分けるよりは、どのマシンでも同じ操作ができるGoogle Chromeのほうが便利であるとは思う。

 全般的にみて、私の使用目的から言えば、XPでもWin7でも利便性という点では何ら違いは感じられない。速さという点では、OSの違いよりも、プロセッサやRAMに依存しているように思える。なお、このノートパソコンのWindows エクスペリエンス インデックスは5.5となっており、まあまあの値であった。