じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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かつて愛用していたノートパソコン「Sharp PC-SX1-H1」。↓の記事参照。 |
【思ったこと】 _c0121(土)パソコンを葬る、蘇らせる(1)メビウスPC-SX1-H1 1985年発売のPC-9801VM以来、いろいろなパソコンを使ってきたが、その中でもノートパソコン本体というのは、長期間愛用しまた出張や旅行先に携行したこともあって、愛着があり、なかなか廃棄の決断ができないところがある。 ↑の写真は、シャープのメビウスPC-SX1-H1という機種で、こちらの情報によれば、2001年5月発売となっていた。購入時のOSは「Windows Me」であったが、その後、XPにアップグレードして使っていた。特長としては、比較的軽量(1.43kg)で、バッテリー駆動時間が5時間であり、当時としてはモバイル用に最適であったと思っている。 しかし、数年前から、ACアダプターを装着しても起動しなくなり、いろいろ試した結果、バッテリーを外してACアダプターから直に電源を供給する状態であれば起動できることが確認できたが、これではモバイル用にはならないし、また、バッテリーを外して使うため、日時がリセットされてしまって、起動のたびに再設定が必要になってしまう。バッテリー自体は、交換もしくはリフレッシュで元に戻せるとしても、そこまでお金を出して復活させる必要は無く、今回、葬ることに決めた次第である。 とはいえ、そのまま処分するには忍びない。そこで、まずは、いろいろなアプリケーションをアンインストールして、どこまでもとの速度を取り戻せるのか試してみた。身軽になったパソコンは驚くほど速いことに改めて気づく。 次に、個人情報の消去であるが、これは結構厄介であった。まずは、インターネットオプションで、一時ファイルや履歴等をクリアする。しかし、これだけでは全く不十分であり、使用者名や、ユーザープロファイルを削除しておく必要がある。 私の場合も、購入した当時は、あまり深く考えずに、使用者名を実名で入れてしまっていたのだが、これを消すのは結構面倒であることが分かった。ネットで検索したところ、こちらに詳しい解説があり、
しかし、これだけではまだ個人情報は消えていないことに気づく。こちらに詳しく解説されているように、「\Documents and Settings」フォルダの下に実名フォルダが形成されていて、これがシステムに必要な情報を含んでいると、そう簡単には削除できないし、別の名前に管理者を変更したりしても、何かのアプリケーションを起動した後に、消したはずの実名フォルダが復活してしまうこともあるようだ。このあたりは素人のため、対処法がよく分からないままだ。 [※]こちらの情報も大変参考になった。 おそらくいちばん無難なのは、解体して、ハードディスクをハンマーで破砕することではないかと思うが、資源の再利用という点から言えば、好ましいとは言えない。パソコンが壊れていない状態で廃棄する場合には、ディスクシュレッダーの専用ソフトを使うか、もしくは、リカバリCDで初期状態に戻してから廃棄するのがベストであろうとは思う。ま、私の場合、万が一外部に流出しても困るようなキャッシュや登録情報は存在しないので、それほど気にかける必要は無いとは思っているが...。 この連載は不定期で続ける予定。 |