じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
§§ |
津島東キャンパスの南東端エリアで、課外活動施設の新営工事が始まった。詳細は不明。なお、残念ながら、この工事に先立って、ポプラ一本とアオギリ数本が伐採された。 |
【思ったこと】 _c0710(火)「おひとりさまの最期」講演会(3)性別・年齢別有配偶率からみた「おひとりさま」の可能性 昨日の日記の続き。今回から、講演の順番に沿ってメモと感想を記していくことにしたい。 さて、講演では冒頭、『おひとりさまの老後』や『男おひとりさま道』などの御著書が紹介されたあと、一人暮らし高齢者の増加の原因が分析された。スライド資料によれば、主要な原因は以下の4点であるという。
配偶者と離別、死別しても子どもが居れば助けて貰えるかもしれない。しかし、河合克義(2009)が2004年に港区で行った調査によれば、生存子がいると答えた高齢者は49.3%であり、いないと答えた44.7%を上回っていた。また、調査協力者の6.0%が無回答という点も気になるところである。離別や死別等の可能性があると推測される。 ちなみに、生存子がいる比率は、子どもが2人だった場合は73.2%、3人だった場合は91.9%であり、一世帯あたりの少子化が進むことで、子どもを育てた人でも、おひとりさまになる可能性が高くなってきていることが分かる。 なお、以上のデータの出典は、おそらく高齢社会対策に関する調査結果から読み取れるものと思う。 次回に続く。 |