じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 1月26日朝はよく晴れ、丸い月が西の空に沈む様子を眺めることができた。手前の建物は岡大・一般教育棟。月齢は14.1。



2013年01月25日(金)

【思ったこと】
130125(金)リンガーハットのちゃんぽんと岡山の長崎ちゃんめん

 1月24日放送の

テレビ東京系「カンブリア宮殿」:強烈デフレの戦い方!ピンチの時こそ決断だ!

を録画再生で視た。取り上げられたのは、長崎ちゃんめんで有名なリンガーハットであった。

 番組を視ていて、あれ、この話、前にどこかで聞いたことがあるぞと思って過去日記を検索したところ、2010年1月24日の日記に、
【1月18日放送】テレビ朝日系 報道発 ドキュメンタリ宣言 「崖っぷちから這い上がれ!〜リンガーハット再生の全軌跡〜
長崎に住んでいた頃にリンガーハットをよく利用したが、こういう新機軸が展開されているというのは初耳だった。


というメモが残っていることが分かった。あの時は確か、値下げ競争には与せず、使用する野菜をすべて国産に切り替えるという決断が取り上げられたと記憶しているが、この戦略は一定の成功を収め、いまやグループで全国に634店舗を展開、売り上げは346億円にまで成長した。そして、創業50年(1964年3月 - 株式会社「浜かつ」法人化から50年)を間近に控え、外食産業への潮目の変化にこたえるべく、新メニューの提供、セルフサービス導入、海外進出など新たな挑戦に取り組んでいるとのことであった。

 リンガーハットは私も長崎在住時にはよく利用したことがあった。野菜が多く価格面も手頃ということで、バランスのとれた昼食として繰り返し利用できるというメリットがあった。番組でも紹介されていたが、ちゃんぽんの本場長崎で一般市民に支持されているというのが大きな特徴であろう。長崎から岡山に移り住んだ後に、私自身も、元の職場近くのリンガーハットで昼食をとったことがあったくらいで、それだけ懐かしさが残っている。

 ちなみに、こちらの店舗情報にもある通り、岡山にはリンガーハットの店は一軒も無い。おそらく最大の理由は、長崎ちゃんめん(株式会社ジーネットワークス)の系列店が各所にあり、敢えて競合を避けているためではないかと思われる。長崎から岡山に移り住んだ私としては、リンガーハットのほうが元祖のように思えてしまったが、。このジーネットワークスのほうは創業1966年で、

1971年(昭和46年) - 麺料理レストラン「長崎ちゃんめん」1号店オープン。

と記されていた。いっぽう、こちら

●1974年 リンガーハットチェーンの端緒になる「長崎ちゃんぽん」(当時は「長崎ちゃんめん」)第1号店を長崎市宿町に開いた。

という記述があり、リンガーハットのほうが遅いようにも見受けられた。いずれにせよ完全に独立しているようである。

 なお、番組でも取り上げられた「外食産業の潮目の変化」であるが、我が家の事情は、昨年12月6日の日記に記した通りである。単に給料が減ったための節約ということもあるし、年金や退職金削減、物価上昇目標設定に伴う将来への不安から、不要な外食は避け、少しでも老後の生活資金を確保しておこうという気持ちが強く働いている。