じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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文法経自転車置き場から見た二期工事部分(1月29日撮影)。1号館工事箇所の防音・防塵シートが外され、外壁がお目見えした(写真上)。このほか、1号館南側の中庭でも何やら工事が始まる模様(写真下)。 |
【思ったこと】 130129(火)「純と愛」はやっぱり面白い 昨晩に続いて、夕食時に NHK朝ドラ「純と愛」 の過去放送分を夫婦で視た。今回は、第7週の「けっこんしようよ」。前日に視た第6週とあわせて視たことで、純と愛(いとし)がどういう経緯で結婚に至ったのかがようやく分かった。 1月5日の日記にも書いたように、「純と愛」は初回分から録画・ダビングしてほぼ毎回視ていたが、11月前半に放送された第6〜7週のあたりは、義父の葬式などのため空白期間となっていた。この2週分は、このドラマの最初の盛り上がり部分でもあり、登場人物にとっての重大岐路であるとともに、視聴者にとっても、この部分で感動するか、それともストーリー展開に共感できずに視聴を止めてしまうかという分かれ目の1つになっているように思った。 私個人は、この部分はたいへん感動的であり、「冬ソナ」とは似ても似つかないが、こういう形の結婚もあっていいのかなあという気もした。というか、冬ソナをはじめ純愛ドラマでは、結婚が最終ゴールかつハッピーエンドとなるのが一般的であるが、今回のドラマは、タイトルは「純と愛」でありながら、結婚はむしろスタートラインであり、その後の生活が中心に描かれている点が興味深い。また、主人公の2人の関係は、「夫唱婦随」とは程遠く、いっけん「婦唱夫随」のように見えていて、じつは、純粋(単純?)一途に突っ走る妻を、博識の夫がしっかり支えているという展開になっているところがますます興味深い。 さて、このドラマは、各所で議論を呼んでいるようである。まず、Yahoo視聴率ランキング(関東地区・世帯視聴率 1月14日〜1月20日)では、このドラマは、「相棒」に次いで第2位(18.3%)の視聴率となっており、「梅ちゃん先生」(20.7%)には劣るものの、流行語にもなった「ゲゲゲの女房」の18.6%とはほぼ同率、2004年〜2009年頃のNHK朝ドラ低迷期(おおむね15%前後)よりは健闘しているようにも見える。 それよりも注目されるのは、リンク先の「クチコミ数ランキング」でトップを走っている点である。1月21日〜1月27日の集計分では、トップの「純と愛」のクチコミ数は35748件で、第二位の「最高の離婚」775件、第三位の「心療中-in the Room-」の510件をぶっちぎりで引き離している(1月30日19時30分現在)。そしてさらに興味深いのは、「みんなの評価」が大きく分かれている点だ。いま述べた第二位の「最高の離婚」は「★★★★★」という最高レベルの評価が66%(「★」評価は8%)、第三位の「心療中-in the Room-」は「★★★★★」が81%(「★」評価は6%)であるのに対して、「純と愛」は、「★★★★★」が45%、「★」が40%で、評価が真っ二つに分かれてしまっている。朝ドラでこんなに議論を呼ぶのは珍しい。まさに、遊川和彦氏の思うつぼだろうか。 このドラマの今後の予想については、昨日の日記の最後のところにも記した通りである。いくら遊川氏の作品であっても、朝ドラの性格上、禍根を残さないハッピーエンドに収束するものとは思う。その分、感動的ほのぼのホームドラマ風の展開になってくものと思われる。 |