じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
福岡市の滞在先のホテルの近くにあったキャナルシティ(イーストビル、第2キャナル)の入り口。日曜日の朝8時頃だったので通行人は居らず、出逢ったのは入り口付近に棲息しているカエル1匹のみであった。 私自身はショッピングには全く興味がないが、ラスベガスのグランドキャナル ショップスであれば、景観に魅力があるので、グランドサークルにもう一度行く機会があれば立ち寄ってみたいと思う。といいつつ、そういう予定もないが...。 |
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【思ったこと】 130618(火)人間・植物関係学会2013年度大会(3)食をめぐる諸問題(3) 昨日の続き。 講演では引き続き、モンゴル遊牧民の食生活が紹介された。モンゴルではお客をもてなす時にヒツジの内蔵のごった煮を作るが、野菜の栽培ができない遊牧民にとっての貴重な栄養源となる。サバンナで狩りをするライオンも、真っ先に獲物の内蔵から食べる。 続いて「身土不二」の話、さらに、真空パックなどに入って売られているワラビ、たけのこ、大豆水煮などの輸入野菜の問題点として、栄養流失や添加物の問題が指摘された。これは、コンビニなどで売られているカット野菜についても言える。千切りしたキャベツを30分間流水に浸すと、ビタミンCの約2/3、カルシウムの約1/4、亜鉛の1/3が失われるという。よって見た目でたくさん摂取したように思っていても、必要な栄養、特にミネラル分が満たされていない恐れがある。 このほか、食育に関連して、「日本人が1年間に捨てる食べ物は2000万トン、いっぽう、日本人が1年間に作るお米は1000万トン」という話題が紹介された。そういえば、6月19日のモーサテで、 米ニューヨークのブルームバーグ市長が、発泡スチロール容器禁止に引き続いて、新たな方針を打ち出したというような話題を取り上げていた。確か、残飯・生ゴミ関連だったと思うが、記憶は定かではない。 以上、食育絡みの話題についてのメモを記してきたが、私はやはり「いかに美味しく食べるか」が第一ではないかと思う。上掲の「日本人が1年間に捨てる食べ物は2000万トン、いっぽう、日本人が1年間に作るお米は1000万トン」という話を聞いた子どもが、「これからは決して残さない」と誓った上で嫌いな食べ物を我慢して完食するというのは、あまり楽しいことではない。「安全で栄養のあるものが一番美味しい」という方向に行動を変えていくことが求められるのではないだろうか。 次回に続く |