じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 130619(水)人間・植物関係学会2013年度大会(4)食をめぐる諸問題(4)「自炊塾」 昨日の続き。 比良松氏の講演では引き続き、「自炊塾」と称する、九州大学で行われている少人数セミナーが紹介された。ネットで検索したところ、こちらにシラバスが公開されており、大人気の授業の1つになっているようである。 シラバスによれば、この授業の全体の教育目標は、
コンビニ食品やファストフードに頼りがちな大学生がさまざまな角度から「食」を考える上で有意義な授業であるように思えた。なお、「九大弁当の日」については、参加者の規模や最新の情報がイマイチわからなかった。ネットで検索した限りでは、2013年1月22日実施の「第187回 九大弁当の日」が最新となっていて、2013年4月以降がどうなっているのかはよくわからなかった。 上掲のシラバスを拝見する限りでは、「自炊塾」は、買ってきた食材を自分で調理するというプロセスが中心になっているように思えた。人間・植物関係学会の趣旨から言えば、もう1つ前の段階、つまり、自分で野菜を育てたり、生産農家での実習に参加するということとリンクして「自炊」を取り上げればもっとよいのではないかという気もした。もっとも、NPOや部活動ならともかく、「15回プラスα」という、正規の授業として実施するのは困難かもしれない。 次回に続く |