【思ったこと】 131231(火)12月に視たTV番組から
このWeb日記は原則として、朝8時頃までに執筆し、日付は前日としている。しかし、元旦に大晦日の日付の日記を書いていたのでは気持ちが改まらないので、12月31日の日付に限っては、大晦日のうちに書き上げることにしている。もっとも、今年はすでに毎月の振り返りの執筆を終えることができたので1日分余ってしまった。そこで、締めくくりとしてはイマイチだが、録画再生で視たTV番組の中からいくつか取り上げてみることにしたい。
- NHKスペシャル "認知症800万人"時代 "助けて"と言えない 孤立する認知症高齢者
1月に放送した『終の住処はどこに〜老人漂流社会』の続編ということであった。今回取り上げられたのは、当人が独り暮らしを希望していて施設入居や介護サービスを断り続けているような事例。理由はいくつかあるが、
- 当人が家族(配偶者)だけによる介護を望んでおり、それによる疲弊。
- 当人が住み慣れた自宅から離れることをためらっている。施設の集団生活を好まない方もおられる。
- 当人に認知症の自覚が無く、持病の治療薬を飲み忘れたり、栄養失調になっていたりする事例
があるように思った。個別の事情それぞれで対応が異なるとは思うが、仮に施設に入居することになっても、人付き合いを好まない人にも快適な生活ができるような配慮は必要であろうと思う。
- NHK杯テレビ将棋トーナメント 羽生善治 三冠 vs 大石直嗣 六段
12月22日の日記でも取り上げたが、山崎隆之・八段の名解説について書くのを忘れていた。山崎八段といえば、かつて、
第64期名人戦第1局1日目でテレビでの解説を担当。生放送の解説で「断言してしまって大丈夫ですか?」という聞き手の矢内理絵子の振りに対して「これで当たらなかったら…矢内さんを諦めます」
とプロポーズ?したエピソードで知られているが、今回は、【採録日はおそらく結婚式より前?】矢内さんの結婚式が終わった後の解説であったせいか、ご自身に対する自虐的発言も出て、矢内さんから「どうしてそんな自分を落とすんですか?」と諭されるほどであった。なお、ウィキペディアの最新記事によると、
第3期女流王座戦の前夜祭において、直前に結婚を発表していた矢内に対し花束を贈呈するプレゼンターを山崎が務め、壇上で「諦めます」と発言。喝采を浴びた。
とのことで、ま、もともとの「諦めます」発言がどこまでホンキだったかは謎のままとして、このエピソードが矢内さんのご結婚で幕を閉じたことは確かである。
- BS−TBS 極上のクルーズ紀行
リンク先の番組情報によれば、9月4日から9月18日まで3週連続で放送されたとのことであるが、今回、妻の実家で録画再生により視ることができた。壮大な石柱群や北極圏の荒涼としたツンドラ地帯は魅力的だが、クルーズとなると高価である上、他の旅行者との付き合いがメンドウという気もする。
なお、取材対象のクルーズですばらしいと思ったのは、ツアー参加者が誰一人喫煙していなかったこと。船内禁煙が徹底しているためだろうか。まことにけっこうなことだ。
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