じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 140911(木)日本心理学会第78回大会(3)ウェブ日記の執筆量と精神的健康 2泊3日の日程で表記の大会に出席した。同志社大学で行われた大会に参加したのは1992年以来22年ぶりであったが、当時の記憶は殆ど無い。 今回は、初日の朝一番にポスター発表(連名)があり、朝7時過ぎに岡山を出発したが所要時間は100分程度であった。地下鉄・今出川駅からキャンパスに直行できるというのがスゴイ。 同じポスター発表会場の中で、ウェブ日記の執筆量と精神的健康に関する研究が目にとまった。「Web日記」という言葉は私が執筆を開始した1997年頃には日記仲間のあいだでは普通に使われていたが、その後、コメントやトラックバック機能を備えた「ブログ」が普及し、いまや死語になっているのかと思っていた。じっさいウィキペディアの該当項目でも古い情報が残るのみであり、「日本Web日記学会」(その後「日本ウェブログ学会」)を提唱した赤尾さんも、最近はちっとも日記を更新されていないようである。【←そう言えば、ウィキペディアの当該項目によれば、赤尾さんは同志社大学のご出身とのこと。当時はこの敷地内で「わかば」をスパスパ吸っておられたのだろうか。 発表者の方にも直接申し上げたのだが、いわゆるご長寿日記と呼ばれるWeb日記執筆者の場合は、日記執筆自体が完全に日常生活に組み込まれていて、もはや、アクセス数だとか他者の批評などはどうでもよい、ひたすら自分のために書き続けているという人が多いように思われる。 なお、当日のポスター発表では、アクティブなWeb日記の総数の年別の変遷を示すグラフがあった。はっきりとは覚えていないが、そのグラフでは、2004年頃に急激な増加があり【←長谷川の記憶のため不確か】、それ以前とそれ以後はほぼフラットな状態(増減無し)となっていた。アクティブな日記数をどうやって数えていたのか若干疑問もあるのだが(←どこぞの官庁のデータだったと思う)、当時なぜ急増したのかはイマイチ分からない。気軽にネットにアクセスできる環境が整ったためか? ブログサイトが充実したためか? 次回に続く。 |