じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 141129(土)ツチノコの正体と、私自身の「目撃」経験 録画してあったNHK「幻解!超常ファイルダークサイド・ミステリー、
ツチノコに似た伝説は古来より各地であるが、ブームとなったのは2回。そのうち1回目は1972年〜1974年頃であり、きっかけは山本素石氏、その後、矢口高雄のバチヘビ漫画や、「ドラえもん」、「ちびまる子ちゃん」などのアニメで登場したことで盛り上がったようだ。なお、山本素石氏はその後、ブームには批判的となり、『逃げろツチノコ』を出版したということだが、詳しいことは分からない。 2回目のブームのほうは、地域おこしや、売れ行きを伸ばそうとする週刊誌、視聴率稼ぎの民放番組などによって創られたブームという気がしないでもない。なお、ツチノコの歴史はツチノコ共和国>ツチノコの歴史・目撃記録に詳細に紹介されている。 私自身は生来、未確認動物 (UMA)、UFOや宇宙人、怪奇現象、超能力などには批判的であり、最初のツチノコブームが起こった時【ちょうど大学生の頃】も、実にくだらない騒ぎだ、という程度にしか思っていなかった。実際、今回の番組でも、外国からペット用に輸入(もしくは材木に混じって侵入)した大型トカゲ、野良猫の背中、威嚇ポーズをとるヤマカガシなどを誤認する例が殆どであると指摘されていた。番組では指摘されていなかったが、飛行の「目撃」談はムササビや猛禽類、毛が生えているという目撃談は、タヌキ、キツネ、アナグマ、イタチ、テンなどの見間違えではないかと思われる。 未確認動物を頭ごなしに否定するつもりはないが、少なくとも、地球環境に適応する特徴を備えていなければ生き延びることはできない。そういう意味では、ツチノコが地上から飛び立つように飛行するとか、足が無いと言われるのに物理的に不自然な動きをするという目撃談は信用しかねる。さらには、動物である以上は、肉食であれ草食であれ安定した資源が不可欠である。 ちなみに、私自身は、県北の新庄村・毛無山(けなしがせん)で、やや細長い「ツチノコ」を一度だけ目撃したことがある。【は虫類が嫌いな方は絶対にclickしないでください。→こちら。本文はこちら】 |