じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 一般教育棟構内の落椿。なかなか趣があるが、入試シーズンでもあり、あまり縁起のいい光景とは言いがたい。同じ場所で撮った写真が2014年3月3日【楽天版】や2013年3月30日の日記にあり。花期が長いので3月末まで楽しめそう。


2015年01月24日(土)


【思ったこと】
150124(土)回り将棋、獅子王将棋、二歩と「告白」ハプニング

 NHKの将棋フォーカスを毎回録画しているが、この時間帯は散歩に出かけることが多く、実際に視ていない回数が増えてしまった。少し前から、後半の詰将棋と特集部分をDVDにダビングをしているところであるが、その中に面白い話題、というか少々、異色の話題があった。

 その1つは、12月14日放送の「懐かしの将棋あそび」であり、回り将棋や獅子王将棋などが紹介されていた。

 このうち、回り将棋は私自身も小学校低学年の頃に遊んだ記憶がある。基本ルールはウィキペディアの通りであるが、いくつかローカルルールがあった。
  • 金4枚がすべて裏を向いた時は20点
  • ぴったり角に止まった時は、次の角までワープする。昇格は一周した時。
  • 昇格は、歩→と金→香→成香→...→角→馬→飛→龍→王で上がり。
  • 振り駒が一箇所でも重なると、全体の点数がマイナスとなる。
  • 振り駒が盤から飛び出すと、飛び出した枚数分だけマイナス
  • 相手の駒を追い越すと、追い越されたほうは1回休み
  • 相手の駒のすぐ前に止まると、相手の駒は位の差(と金が歩を追い越した時は1マス分、香が追い越した時は2マス分)だけ相手の駒を後ろに下げることができる。逆に、相手の駒の後ろに止まった時は、相手の駒はその分前に進める。またこれらの結果として、相手の駒が角に到達した時は、1つ先または1つ前の角までワープする。
  • 相手の駒と同じ位置に到達した時は相手の駒は1マス分内側に追いやられる。
などであった。もっとも、盤上で駒を投げると駒や将棋盤にキズがつくことに加えて、また、小学校低学年男子にはありがちなことだが、振り駒が重なったら「うんち」、「相手の駒を押し出すのは「おなら」というようにできるだけ下品な言葉を使うのを面白がっていたため、ゲームそのものが下品だとして親から怒られたこともあった。

 もう1つ、番組の終わりのほうでは獅子王将棋が紹介されていた。これは、王将と歩兵のみ(もしくは王将のみ)を配置した側で、王将が一度に二手分動けるというもの。これなら、そう簡単に詰まされることもないし、王将がみずから敵陣に乗り込んで相手の玉を討ち取ることもできそう。この連想で、お互い、2手ずつさせるようなルールならどうかと思ったが、これはすでに二手指し将棋という名前で、いくつかの付帯ルールも考案されているようである。

 なお、変則将棋一般については昨年11月28日の日記で一度取り上げたことがあった。




 最近の将棋フォーカスではもう1つ、11月23日放送の「将棋界ハプニング集」というのが面白かった。冒頭の豊川七段の二歩・反則負けの時の表情のほか、山崎六段(当時)が生放送(第64期名人戦、森内名人vs谷川)の解説中に、聞き手の矢内理絵子さんに「これで当たらなかったら矢内さんを諦めます」と「告白」したお宝映像が紹介されていた。このエピソードについては何度か聞いたことがあったが、実際に映像を拝見したのはこれが初めてであった。【こちらこちらに関連記事あり。】。もっとも、その後、矢内さんは結婚され、山崎八段のほうも昨年、一般女性との入籍を済ませておられるとのことで、まずは、めでたいめでたい。