じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
月曜日午前中は本部棟で会議があり、終了後は最寄りのピーチユニオン(南福利施設)4階のレストランで昼食をとった。このレストランではいつも日替わりランチ(サラダ、スープ、ライスのおかわり自由)ばかり食べていたが、この日から写真のメニューが登場したという話だったのでこちらのほうを注文した。内容はまあまあだったが、10分ほど待たされたのがちょっと面倒だった。 |
【思ったこと】 151130(月)理論心理学会公開シンポ(12)心理学の将来の方法論を考える(3)村川氏の話題提供 昨日の続き。 公開シンポ2日目の2番目(※)は、村川氏による 「一人称の方法論の可能性:Process Modelと認知意味論の視点から」 という話題提供であった。 [※追記]当初の案内では2番目であったが、実際には3番目であった。 村川氏からは当日のパワーポイント資料が配付され、「一人称」について丁寧に語られたのだが、うーむ、加齢とともに新しいアイデアへの理解力が衰えている私にとっては、斬新な哲学的考察の内容はイマイチよく分からないところがあった。指定討論の方からも同じような発言があり、もしかすると、出席者の中で村川氏の話題提供を正確に理解できた人は、企画者を含む数名程度に限られていたのではないかという気もした。 話題提供ではまず、「一人称の方法論」について、
話題提供の中で登場した「主体としての個」、「主観としての私」、「言語と行動空間」、「体験過程とシンボル化」、「意味とメタファー」などは、関係フレーム理論といくつかの接点があるようにも思われたが、具体例のもとで比較しないとなかなか理解しずらい。 話題提供の終わりのところでは「一人称の方法論」の研究基準や評価基準が実証主義科学とは異なっている点が論じられた。配付資料にも記されていたが、実証科学の評価基準は、普通、
次回に続く。 |