じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
座主川左岸、岡大西門西側に毎日「出勤」しているアオサギ。少なくとも1ヶ月前から、さらに昨年以前にも見かけたことがある。同一個体と思われる。流れが速く、深さ1.5m以上と思われる場所でどうやって魚を採っているのだろうか。 [※追記]8月25日朝は、なぜか、アオサギが「欠勤」となった。このWeb日記で取り上げたことに反発したせいだろうか。 [※さらに追記]8月26日朝は、平常通り「出勤」されていた。 |
【思ったこと】 160824(水)トールネケ『関係フレーム理論(RFT)をまなぶ』(97)アナロジー、メタファー、そして自己の体験(33)「般化オペラント」についての復習(16)「般化オペラント」のルーツ(1) 昨日のところで、「般化オペラントの復習は終わる予定であったが、そもそも「般化オペラント」なる概念がいつ頃から誰によって使われるようになったのか補足しておきたい。 まず、そもそも般化(generalization)とは何か?確認しておく。『最新心理学事典』(藤永保(監)、平凡社、2013年)には、「般化」という見出し項目があるが(執筆担当者:実森正子氏) ある特定の刺激のもとで反応が強化されたために,他の刺激のもとでもその反応が増大することを刺激般化sti m ulus generalization という。このように刺激般化とは,ある刺激のもとで強化された反応が,他の刺激のもとでも生じる(増大する)ことを指す。一方,ある特定の反応が強化されたために,それと類似した反応も増大することを反応般化response generalization という。反応般化は,すでに獲得されている反応から徐々に新しい反応を形成していく行動形成(接近法)に必須の過程である。というように、刺激般化と反応般化に分けて別々に定義されていることがわかる。 「般化」は国語辞典の見出しにも含まれていることがあり、『大辞泉』では 心理学で、一定の条件反射が形成されると、最初の条件刺激と類似の刺激によっても同じ反応が生じる現象(刺激般化)。これに対して、同一の刺激がさまざまな反応を引き起こすときを反応般化という。また『日本国語大辞典 精選版』では 学習によって習得したことが、その具体的対象を離れ、法則となって定着すること。学習の転移のときの重要な条件の一つとされる。と定義されていた。 ここで取り上げようとしているのはあくまで「反応般化」であるが、入門書などでは「刺激般化」に比べると「反応般化」の説明量はきわめて少ない。そのさい、
次回に続く。 |