じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
工学部前のカナリーヤシ(フェニックス)に着生する植物たち。今年は雨が多いので例年になく成長している。数年に一度の剪定の際に取り除かれるが完全には除去できないようだ。左下の着生はカイノキと見られる。 |
【思ったこと】 160928(水)トールネケ『関係フレーム理論(RFT)をまなぶ』(118)アナロジー、メタファー、そして自己の体験(55)「般化オペラント」についての復習(38)RFTからみた般化オペラント(10) 昨日の続き。 これまでのところで般化オペラントを機能的に定義することの問題について論じてきた。記述的に定義するだけであれば、 般化オペラント:あるオペラント反応が強化されたのち、一度も強化されていないはずの別の反応までもがたくさん生じるようになる現象 という定義で充分であろうが、すでに指摘したようにこれでは「こういう反応が生じたのは般化オペラントが形成されたからだ」というような説明には使えない(トートロジーになってしまう)。最低限、
なお、2013年に、 Dymond, S., & Roche,B. (Eds.) (2013).Advances in Relational Frame Theory Research and Application. という書籍が刊行されており、Barnes-Holmes & Barnes-Holmes. (2000)以降の進展についても言及されている。 次回に続く。 |