じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
健幸ポイント参加者のために某公民館に設置されている体脂肪計(赤枠)とデータ送信用のノートパソコン(黄緑枠)。↓の記事参照。 |
【思ったこと】 161204(日)健幸ポイント、最後の体重・体脂肪・筋肉率測定 日曜日の午前中、健幸ポイントのデータ取得のため、近隣の某公民館まで体重・体脂肪測定に行ってきた 2015年1月から開始した健幸ポイント企画が2016年12月をもって期間終了となる。プロジェクト自体は2017年3月まで実施となっているが、毎日平均12000歩以上のウォーキングや健康増進プログラムへの参加、体重・体脂肪などの改善などに対して付与されるポイントは今月(2016年12月)が最終月となるそうである。 このプロジェクトでは、毎日の歩数データは自宅パソコンからでも送信できるものの、毎月1回以上の測定が推奨されている体重・体脂肪・筋肉率の測定は、公民館などに設置されている専用の体脂肪計を使う必要がある。(この専用機器に歩数計を取り付けることで、体重・体脂肪などの測定値がいったん歩数計に取り込まれ、ノートパソコンを通じて事務局にデータが送信される仕組みとなっている。) 某公民館の職員の方に尋ねたところ、現在設置されている体脂肪計は来年1月には撤去されるとのことなので、今回が最後の測定となる。 このWeb日記でも、毎月最終日もしくは翌月の1日に、ウォーキング総括を行ってきたところであるが、私の場合は、参加を始めた2015年の春は目標値の1日平均1万2000歩はほど遠い状況にあったが、その後、徒歩通勤と夕食後の散歩を習慣化し、2015年6月には6月中すべての日で1万歩以上を達成、同年7月にはついに1日平均1万2058歩となって目標値を達成、2015年8月にいったん1万1670歩に低下したものの、2015年9月以降2016年11月までの14ヶ月間は連続して1万2000歩以上を継続している。私の場合、健幸ポイント参加はウォーキングの習慣化に大いに役立ったと言うことができる。 もっとも、体重、体脂肪、筋肉率については目立った改善は見られていない。体重については、着衣のまま測定することもあって、厚着をしている冬場はどうしても重くなってしまう。厚着をすると体脂肪律は減るはずと思ったが、殆ど変化は無い。ま、私の場合、以前、別のところで測定した限りでは、内臓脂肪型ではなく皮下脂肪型タイプだということであるし、血圧も一貫して低めの値を維持しているので、それほど心配することはないかもしれない。 毎日1万2000歩ウォーキングの健康増進効果は、数値としてのエビデンスはないが、風邪をひきにくくなったこと、多少風邪気味でも漢方薬を飲んで半日寝込む程度ですぐに回復することなど、かなりの成果があったのではないかと思っている。であるからして、来年1月以降にポイントの付与が終了しても、現在の習慣が守られなくなることはありえない。これは、20年近く続けているWeb日記執筆と同様である。 なお、健幸ポイント事業が、参加者の健康増進のほか、ポイント交換による商品券配布がもたらす地域活性化、健康増進施設の利用促進などにどの程度の効果をもたらしたのかについては、いずれ実施団体による総括がなされるものと思う。 参加者の一人としての感想として、上掲の写真にもあるような体脂肪計、ノートパソコン併用のデータ送信は、高齢者にとっては煩わしく、参加者の範囲が特定の人たちに限られてしまうように思えた。ウォーキングの習慣化についてのアドバイスが無いと、継続して歩数を維持することは難しい人もいるのではないかと思う。じっさい、このプログラムには妻も参加していたが、けっきょくウォーキングが習慣化するには至らず(←私のアドバイスも無視された)、1日平均4000〜5000歩前後にとどまり、今年度はポイントが付与される歩数には至らないままに終わった。公民館の職員によると、「歩く会」などのウォーキング愛好家には結構人気があったといおうことであったが、そういう人たちは、わざわざポイントを付与されなくてもウォーキングを続けているであろうから新規開拓にはつながらない。健康寿命を延ばす施策としては、まだまだ改善が必要であるように思われた。 | tr>