じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」に登場するビフ・タネンはトランプ次期大統領がモデルになっていたと言われている。元日にBS-NHKで放送されたシーンを見ていると、確かに、そのお顔や髪型、トランプタワーに似た高層ビルなどがそっくりであるようにも見えた。トランプ氏をモデルにビフ・タネンのメイクが行われていた以上、似ているのは当たり前かもしれないが、映画制作時(1989年)に、27年後にトランプ氏がどのようなお顔になるのかを予言していたというところはスゴイことだと思う。

2017年1月2日(月)



【思ったこと】
170102(月)「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」で勘違いしていたこと

 元日の日の午後、NHKーBSで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3作品をノーカットで連続放送していた。2016年11月9日の日記にも記したように、このうちの「PART2」では、映画制作時のトランプ氏がビフ・タネンのモデルになっていたとされており、27年後の大統領選勝利を予言していたという話題が広まったこともあった。

 しかし、今回、この映画を改めて見てみると、ビフ・タネンが大富豪となっていたのは2015年ではなく、1985年の「塗り替えられた」世界であったことに気づいた。私自身は、第一作でマクフライ家の使用人となっていたビフ・タネンが2015年の世界からやってきた本人からスポーツ年間を受け取り、その記録を利用して賭で大もうけしたというように記憶していたが、実際はそうではなく、1955年の若きビフ・タネンがスポーツ年鑑を受け取ったことで、その後の世界が大きく塗り替えられたというストーリーであった。

 マーティ・マクフライが最初に2015年の世界に行った理由についても、私は、悪がはびこりビフ・タネンが大富豪となっている世界を阻止するためかと思っていたが、よく考えてみると、それではスポーツ年鑑を入手した経緯が矛盾してしまう。実際は、息子のマーティ・マクフライJr.が窃盗容疑で捕まり、マクフライ家の家族崩壊を引き起こしてしまうのを阻止するために2015年の世界に向かったということであった。

 ということで、「PART2」は2015年が舞台だと思っていたが、実際に2015年の世界が描かれていたのは映画の最初のあたりであり、主な舞台は1985年の「塗り替えられた世界」と、その原因を作った1955年の世界であったことが確認できた。