じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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QBハウスの待ち人数検索をしていたところ、いつも利用している京山店の近くに新たにエブリイOkanaka津高店が誕生していることに気づいた。そう言えばイズミヤ閉店【写真右】以降、この場所に来たことが無かった。 今回、散髪を兼ねて訪れてみたところ、建物概観はイズミヤ当時とそっくりであったが、内部は大幅に改装されており、QBハウスのほか、紀伊国屋書店なども出店していることが分かった。 津高のあたりは、私が知っている範囲でも、大型食品スーパーが3軒(ディオ、グランドマート、ハローズ)、ホームセンターが2軒(ダイキ、ジュンテンドー)店を構えており、他店との競合が激しいようにも思える。今後どのように差別化をはかっていくのか注目される。 |
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【思ったこと】 170513(土)ボーム『行動主義を理解する』(5)実用主義(1) 昨日に続いて、 ボーム(著)森山哲美(訳)(2016).『行動主義を理解する―行動・文化・進化―』 二瓶社. の話題。 本書(第二版の翻訳)の第2章では、実在論に続いて、チャ−ルズ・ピアス(1839-1914)やウイリアム・ジェームズ(1842-1910)が提唱した実用主義について詳しく解説されていた。論点を要約すると以下のようになる。【長谷川による改変。ゴシック体で表されていた部分は下線に変更。】
実際、ボイジャーのように地球から遙かに離れた場所から太陽系中心部を観察すれば、地球や水星、金星などはみな太陽の周りを回っていることが観測できるだろう。そういう意味では天動説は間違っており、地動説は正しいと言えるかもしれない。しかし、もともと天動説には、宇宙の中心は地球であるという考えがあった。これは正しいとか間違っているといった議論ではなく、地球を中心に天体の動きを計算し、恒星や惑星が天空のどこに現れるのかを予測していきましょうという、座標系の1つの選択に過ぎない。現に、天文年鑑などでは、「5月14日、月が土星の北3°4′を通過」といった記述があるが、地球のある場所を中心として、天空上での月と土星の見え方の位置関係を述べたものとしては真であると言える。いずれにせよ、万有引力の法則などと一貫性を保つ上では「地球は太陽の周りを回っている」というのは「より真実」と言えるが、太陽が宇宙の中心であるとは言えない。そもそも、何をもって中心とするのかというのは限りなく恣意的と言える。ビッグバンの中心はあったかもしれないが、現時点で、その場所がどこにあるのかと言われても、座標系をどう定めるのかによって見方は変わってくるだろう。これは、ヘリウムガスを詰め込んだ風船が空のどこかで破裂した場合と同じである。丸い風船の中心が破裂した瞬間にどこにあったのかは、地上をもとにした座標系では特定できる。しかし、地球の自転や公転、銀河系の中での太陽系の移動、さらには銀河集団間の動きまで拡張すると、風船の中心がどこにあったかということ意味はどうでもよくなってくる。もっと単純に、観測者から見て、どの方位の何メートルの高さで風船が割れたのかという情報のほうが遙かに役に立つ。 次回に続く。 |