【小さな話題】加齢現象への当面の対応策
定年退職ほぼ1年後の時点では、私の健康状態はほぼ万全。現役時代に比べて雑用やストレスが減ったことでむしろ良好になっている可能性すらある。とはいえ、このWeb日記に時たま記しているように、加齢に伴ってからだの各部位は少しずつ衰えており、またいつなんどき不治の病に倒れるかもしれないという可能性は確実に増えているように思われる。
3月5日の日記に書いたように、手段としての健康増進運動は本末転倒で時間のムダであると考えているが、時間的負担にならない範囲でできることはやっておきたいと思っている。
加齢に伴って生じるかもしれない「不自由」には少なくとも3つのタイプが考えられる。
- 予防可能:何らかの行動をすることで「不自由」を防いだり先延ばしすることができる。例えば、適度の運動を継続する、歯磨きをするなど。
- 代替可能:何らかの機器や技術を応用。メガネ、入れ歯、補聴器、人工臓器、ハイテクを応用したセンサーやロボットなど。
- 受け入れ:代替不可能な状況を受け入れる。「補償を伴う選択的最適化(SOC)」など。
上記は三択というわけではなく、1.で対処してもいずれ2.や3.になることもあるし、2.であっても完全に代替できず、3.と組み合わせて対応していく場合もあるだろう。
ここで私自身の現状を大ざっぱに点検してみる。
- 脳機能:幸い器質的な疾患は今のところない。以前「脳年齢チェック」という無料ゲームをやっていたがサービス終了後は、詰め将棋を毎日1問解く程度。もっとも、このWeb日記を毎日執筆することなどは結果的に、言語機能の維持に役立っている可能性がある。
- 目:ここ数年視力が衰え、前回の運転免許更新時には1回目の視力検査で不合格になるほどであった。当面、近いモノは老眼鏡で対応できるし、夜空の星はちゃんと見えているので支障は無いが、白内障や緑内障の検査は定期的に受けておきたい。
- 耳:いまのところ聴力に問題はない。いずれは補聴器の世話になるだろう。
- 歯:いまのところちゃんと生えている。歯磨きなどで対応しているがいずれは義歯の世話にならざるをえない。
- 心肺機能:特に問題ない。最近始めている半田山植物園ウォーキング(山頂まで一気に登る)はかなり有効であると勝手に思っている。
- 消化器系:実母が胃がんで亡くなっているので一番気にしているところである。今年は2年ぶりに内視鏡検査を受ける予定。それ以外の臓器についても、職員定期健診やオプションのマーカー検査では今のところ異状はないが、共済の任意継続組合員が2019年度で打ち切りとなる前には一度人間ドックを受診しようかと思っている。
- 循環器系、泌尿器系など:異状はないが、これも2019年度に人間ドックを受ける予定。
- 足腰:幸い、これまでのところ腰や膝の痛みを感じたことが一度もない。当面はウォーキングで対応。
というように大ざっぱに見てきたが、ま、何もないうちは楽観的に過ごせるものの、実際に深刻な状態に陥れば一気に悲観的な見方をしてしまう可能性もないとは言えない。
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