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2019年05月のウォーキング総括。2019年05月は、総歩数30万0224歩、1日あたり平均9685歩となり、先月4月の1日当たり9913歩とほぼ同じ歩数を保つことができた。 5月は、最高気温30℃以上の真夏日が3回あり、炎天下で辛い日もあったが、雨天日を除き、ほぼ日課通りにウォーキングを遂行することができた。 り入れてきたが、4月は桜を始めとして各種の花が見頃を迎えており、楽しく入場することができた。なお5月に半田山植物園を訪れた回数は18回。他にGW中の外出、下旬の京都旅行(1日目は16332歩、2日目は22813歩)など、普段より多く歩く機会があった。 グラフはいつもの通り、毎日の歩数を少ない順に左から並べたもの。左端の落ち込みは、その月に何らかの事情で歩数が少なかった日があることを示す。右端はその月に最も多く歩いた日の歩数。グラフが水平であればあるほど、日々の歩数がほぼ安定していたことを意味する。 |
【連載】 世界禁煙デー協賛企画(4)喫煙者は加害者か、犠牲者か? 昨日の続き。 迷惑喫煙行為が非難を浴びる中で、喫煙者の中からは「犯罪者のように扱われている」とぼやく声が上がっているという。 私自身は、長年、行動分析学の立場から物事をとらえようとしてきたこともあり、特定の行為をする人に対して「○○者」というレッテルを貼ることには反対である。あくまで、行動レベルで解決していく必要があると考えている。 であるからして、「喫煙者は加害者か、犠牲者か?」と問われれば、そもそも問題の立て方自体が間違っていると答えるほかはない。但し、より巨視的に捉えた場合、喫煙行動は、
●タバコを吸うことで誰が儲かっているのか? という視点から見れば、喫煙者は明らかに犠牲者であると言えよう。 ではタバコ生産業者は加害者か?ということになるが、タバコ以外の作物が育てにくい土地もあるようなので、生産農家までを加害者と見なすのは気の毒なような気がする。少なくとも、転作支援に取り組む必要があるだろう。 以上述べたように、「喫煙者は加害者ではなく犠牲者である」が大前提ではあると思うが、だからといって、喫煙者の迷惑行為を看過してよいということにはならない。 例えば、どんなに重いニコチン依存に陥っていたとしても、吸い殻の後始末くらいはできるはずである。喫煙者自身は犠牲者であるとしても、吸い殻をポイ捨てするというのは犯罪行為である。ポイ捨てした直後に「お前は犯罪者だ!」と罵倒されるのは当然であって、同情の余地はない。 喫煙行動ゼロを目ざすべきであることは言うまでもないが、以上の議論をふまえると、同じ喫煙行為であっても、断乎として撲滅すべき犯罪的喫煙、犯罪とまでは言えないが周囲に迷惑を及ぼす喫煙、当面、健康被害が喫煙者個人のみに限定されるような依存的喫煙というように分類が可能であり、分けて対策をとるほうが効果的であるように思う。
なお昨今話題の電子タバコ、加熱式タバコは、上述の迷惑度が軽減されていると宣伝されているようであるが、ニコチンが空中に拡散すること自体は防げないし、また紙巻きタバコとは別の有害性が指摘されているという情報もあり、タバコ問題の解決手段にはならない。さらに言えば、仮に、「受動喫煙被害ゼロ、喫煙者の健康被害もゼロ」という電子タバコが開発されたとしてお、「ニコチン依存」という薬物依存がかかえる問題は何も解決されない。この依存自体の問題については次回以降に論じる予定である。 次回に続く。 |