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ドクターイエローの下り検測の通過を8月19日、上り検測の通過を8月20日に目撃した。2月16日の日記にも書いたが、下りと上りでは微妙に見え方が違う。
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【連載】 又吉直樹のヘウレーカ!「なぜハダカじゃなく服を着るのか?」(2)ブラジャー着用と睡眠の質、子どもの半ズボン 昨日に続いて、7月31日放送の又吉直樹のヘウレーカ!「なぜハダカじゃなく服を着るのか?」の話題。 番組の初めのほうではまず、ブラジャーをつけるかどうかが睡眠にどういう影響を与えるのかという調査結果が図示された。調査協力者は学生と教員の5名(合計5名?)であり、それぞれの協力者において、ブラジャーをつけないで寝る条件と、就寝用ブラジャーをつけて寝る条件でレム睡眠の出現頻度を比較したところ、睡眠の前半、中盤、後半いずれにおいてもブラジャーをつけない条件のほうがレム睡眠が多く出現、特に睡眠前半の時点で大きな差があった。睡眠に良いと言われる就寝用ブラジャーであっても、睡眠には必ずしも好影響を与えていないという結果になった。 上掲の調査結果については「まだ被験者が少なくて断言するには早い」というコメントもつけられていたが、私はむしろ、この種の調査では、平均値の有意差の比較ではなくて、就寝用ブラジャーをつけないで寝た場合とつけて寝た場合の変化を被験者(調査協力者)ごとに把握した上で、
番組ではブラジャーに続いて、男性の服装において「心の快適(特定の服装をすることが社会的に強化され、それと異なる服装をすると不利益を受ける)」と「体の快適(それぞれの気温・環境、動きやすさなどからみて、からだにとって最も適していると考えられる服装)」のジレンマの話題が取り上げられた。 まずは、(公式の場などで)暑い時でもネクタイを着用するというような習慣が挙げられていた。番組では言及されなかったが上着着用なども同様である。もっとも最近ではクールビズが受け入れられるようになり、むしろクールビズ着用のほうが高く評価される傾向があるように思う。 いっぽう、又吉さんのほうからは、小学校時代の半ズボン着用が挙げられていた。真夏ならともかく、真冬でもなぜ半ズボンでなければいけないのか、というのは私自身も不満に思っていた(←私が通っていたのは普通の公立小学校であって制服は無かったが、みな半ズボンを着用しており、長ズボンで登校すると風邪引きだと思われてしまった。) 同じことは、女子生徒のスカート着用についても言えるかもしれない。真冬になぜ長ズボンに替えないのかはよく分からない。 ちなみに、ネパールの女子生徒はズボン着用だと記憶していたが、昨年10月に通過した山村の写真をよく見ると、ズボンばかりでなくスカートをはいた女の子(小学生?)も写っていることが分かった。このほか、ボリビア・ポトシでズボンをはいて下校している女生徒を見かけたことがある。 制服については廃止論を含めていろいろな議論があるようだが、仮に制服を採用・維持するというのであれば、冬は長ズボンなどを含めて寒さを防げる服装、夏は半ズボンやTシャツを含めて暑さに適した服装を選択肢として確保し、それぞれの児童・生徒が体調に合わせて能動的に選べるようにすることが肝要ではないかと思われる。半ズボンでは寒いといって震えている子どもに対して、「校則でそう決まっている」とか「根性がなっていない。そのくらい我慢しろ」と叱りつけることがあれば虐待にあたると言わざるをえない。 次回に続く。 |