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半田山植物園で見かけたツツジの花。岡山では1月に入ってから最低気温がマイナスとなる日が4回を数えるなど寒い日が続いているが、その寒さにもめげずに花をつけているツツジがある。ツツジの花は、11月下旬に修学院離宮や桂離宮でも見かけたことがある。ツツジの花期は本来は4月中旬以降であるが、枝先で何らかのバランスが崩れるか、特殊な環境条件が揃うと、氷点下の寒さの中でも開花するようである。 なお半田山植物園では、このほかに、ユキヤナギが数輪花をつけているほか、ヒュウガミズキの11月下旬の開花などを確認している。 |
【小さな話題】最近の大相撲 日曜日から大相撲初場所が始まっている。定年退職後は夕食の時刻を17時台と決めているため、結果的に、場所が始まってからは毎日、後半の取組を観戦している。 各種報道にあるように、今場所は白鵬が4日目から、鶴竜が5日目から休場し、早くも横綱不在となった。役力士の成績は、
このほか、元・大関で怪我のため一度は序二段まで陥落していた照ノ富士が十両で5連勝しており、今後の更なる復活が期待される。 それにしても毎場所、怪我による休場力士が多すぎる。休場には至らなくても腕や足を傷めている力士が土俵に上がる姿は痛々しく見えるし、また存分に力を発揮できずに土俵を割ったり転げたりするのでは、当該力士ばかりでなく観戦しているほうも不完全燃焼になってしまう。 大相撲のルールは昔から変わっていないし、最近は大型力士もそれほど多くない。それにもかかわらず、怪我が多いように見えるのはなぜだろうか。稽古が足りないから怪我をするとか、怪我は稽古で治せなどと言う親方もいるかもしれないが、この際、精神主義は排して、純粋にスポーツ科学の観点から、力士の怪我がどういう状況で発生したのかを詳細に分析し、防止策を提言してもらいたいところだ。専門的なことは分からないが、例えば、土俵の周りをプールにしてしまえば、土俵から落ちた時の怪我はほぼ防げるだろう。また場合によっては、怪我をしていない力士も、予防的に足にプロテクターをつけるという手もある。伝統は大切だが、とにかく、力士たちが全員、万全の状態で全力を出し切って取り組める対策をとらないと、相撲そのものがつまらなくなってしまう。 |