じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 大相撲初場所千秋楽、幕尻の徳勝龍が大関・貴景勝を破り14勝1敗で優勝を決めた。33歳5カ月での優勝は、旭天鵬の37歳8カ月、玉鷲の34歳2カ月に次ぐ史上3位の高齢初優勝であるという。大相撲力士にとって幕内最高優勝は最大の夢であると思われるが、実際にそれを果たせる力士は極めて限られている。よかったよかった。
 ところでこの徳勝龍のお顔だが、私には、大河ドラマ「篤姫」に出ていた井伊直弼のお顔にそっくりのように見える。ためしに「徳勝龍 中村梅雀」で検索したところ、そっくり投票で84.51%を得ていることが分かった【2020年1月27日朝の時点】。似ていると思っている人はほかにもおられるようである。

2020年1月27日(月)



【連載】#チコちゃんに叱られる! 「鍾乳洞ってなに?」/私の訪れた鍾乳洞、溶岩洞等リスト

 1月24日放送のNHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。本日は、3つの疑問:
  1. なんで脂がのってるとおいしいの?
  2. なぜ新聞に四コマ漫画があるの?
  3. 鍾乳洞ってなに?
のうち3.について考察する。もっとも、鍾乳洞が石灰岩が地表水、地下水などによって侵食(溶食)されてできた洞窟(=生き物の死体が溶けた穴)ということは、小学校か中学校で習っているはずで、なんだかゲストパネラーの福山さんの番組の宣伝のために用意されたヤラセっぽい質問であるようにも思えた。

 それはそれとして番組では、東北大学のI先生から「日本の絶景鍾乳洞」が2つ紹介された。
  • 沖縄・南大東島の星野洞:多数のストローが出現
  • 鹿児島・沖永良部島の銀水洞:殆ど人が入っていない。リムプールの絶景あり
 またI先生が「死ぬまでに1回は行ってみたい鍾乳洞」としてはニュージーランドのワイトモ洞窟が挙げられていた。I先生がワイトモを訪れていなかったということが、今回の番組で最も意外な点であったが、おそらく、I先生は地質学の専門家であって、洞窟内に生息する生物は研究対象外であるためではないかと推測された。なお私自身は、定年退職後にワイトモを訪れたことがあるが、ツチボタルの光は素晴らしいとはいえ、観光客が見学できる範囲は限られており、うーむ、「死ぬまでに1回は」と言えるほどのところでは無かったように記憶している。いっぽう、私がこれはスゴいと思ったのは、スロベニアのポストイナ鍾乳洞で、紹介された星野洞と同様のストローも見学することができた。

 以下、備忘録を兼ねて、私が訪れた鍾乳洞、溶岩洞等を、思い出せる範囲でリストアップしてみることにする。
  • 北海道:当麻鍾乳洞
  • 岩手県:龍泉洞
  • 埼玉県:橋立鍾乳洞
  • 東京都:大岳鍾乳洞
  • 東京都:倉沢鍾乳洞
  • 東京都:日原鍾乳洞
  • 東京都:名前忘れた
  • 山梨県:富岳風穴(溶岩洞)
  • 山梨県:鳴沢氷穴(溶岩洞)
  • 滋賀県:河内風穴
  • 滋賀県:佐目風穴(大学主催の宿泊セミナー。吉井良三先生引率)
  • 奈良県:名前忘れた
  • 岡山県:磐窟洞
  • 岡山県:井倉洞
  • 岡山県:備中鐘乳穴
  • 岡山県:満奇洞
  • 岡山県:諏訪洞(ほんの数十mまでで引き返す)
  • 岡山県:羅生門(現在は洞窟内立ち入り禁止)
  • 山口県:秋芳洞
  • 山口県:景清洞
  • 山口県:大正洞
  • 高知県:龍河洞
  • 福岡県:千仏鍾乳洞
  • 長崎県:雲仙鳩穴(柱状節理。噴火で埋まった模様。風穴は新登山道から見られるらしい)
  • 鹿児島県:溝ノ口洞穴(湧き水による浸食)
  • 沖縄県:玉泉洞
  • ボリビア:サン・ペドロ鍾乳洞
  • アイスランド:ヴィーズギェルミル洞窟(Vidgelmir) (溶岩洞)
  • トルクメニスタン:コブアタ(Kow-Ata)の地底湖【成因未確認】
  • スロベニア:ポストイナ鍾乳洞
  • ニュージーランド:ワイトモ
 なお、一般の観光地と異なり、鍾乳洞は落盤、滑落、洞内で迷うといった命に関わる危険がつきまとう。十分に安全対策のとられた観光洞以外場合は、許可をもらった上でケイビング熟達者と共に入洞することがゼッタイ必要。