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4月14日の昼頃、小学校低学年の子どもたちの下校風景を見かけた。全国各地で新型コロナウイルス感染防止のための休校措置が行われているが、岡山市では4月7日に始業式、その後も例年通りの授業が行われているようである。なお、4月15日朝の時点で、岡山県内の感染者数は16人となっている。 |
【連載】#チコちゃんに叱られる! 「なんで草食動物は草しか食べないのに筋肉モリモリ?」 昨日に続いて、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。本日は、4月11日に放送された、
草食動物が草しか食べないのにどうやってタンパク質を摂取できるのか?については、羊腸として知られる長い腸や反芻を通して繊維質の多い食物を十分に消化し、その中からタンパク質を吸収しているものだと思っていた。 しかし番組によると、草食動物には、
より詳しく述べれば、イネ科の牧草にはアミノ酸が約10%含まれているが、このうち筋肉を作るアミノ酸は約35%、筋肉を作れないアミノ酸は約65%になっているという。なので、草をたくさん食べたからといって、それだけで筋肉モリモリになれるわけではない。 上記1.のタイプ、ウシを例にとると、ウシが食べた草は4つの胃のうちの一番目の胃の中の微生物のエサとなる。その結果、筋肉を作るアミノ酸を保有する微生物が繁殖、これを四番目の胃で消化吸収する。つまり、ウシ自体が食べているのは微生物であり、実際には肉食と同じようになっている。 いっぽう上記2.のタイプでは、大量の草からアミノ酸を摂取することで筋肉に変えているという説明であった。こちらのタイプも微生物の力を借りているが、微生物を食べているわけではないので、ホンモノの草食動物と言えそうである。 以上の説明からいろいろと推測してみるに、以下のような違いがありそうだ。
なおウィキペディアには、上記に関してさらに詳しい説明があり、「草食」の生物には、
元の話題に戻るが、「食べた草を体内の微生物に食べさせる。それによって増えた微生物自体を消化吸収する」というウシやシカのタイプでは、体内の微生物はけっきょく食べられてしまうので、果たして「共生」と言えるのかどうかは疑問が残る。ま、食べられても全滅するわけではなく、次の世代のウシやシカの体内に存続し続けるので、DNAのコピーを保つ戦略には適合するのかもしれない。 次回に続く。 |