Copyright(C)長谷川芳典 |
新型コロナウイルス緊急事態宣言延長に伴い、岡大でも活動制限指針が延長された。これを受けて図書館の閉鎖も延長、また5月6日まで休業を決めていた岡大生協の各店舗は、「5月7日から当面の期間、休業」を延長することになった。 ところでこのコロナ自粛に関連して「当面の間」という表示を目にすることが多くなった。その一方「当分の間」は少ないように思われる。ネットで調べたところ、
|
【小さな話題】「じぶん更新日記」執筆開始23周年(3)「更新」から「持続」へ 例年、5月上旬に「執筆開始○○周年」というネタを取り上げている。執筆量はその年によって異なるが、概ね、
さて、この日記の「じぶん更新」というヘンテコなタイトルは、もともと、「日々じぶんを更新する」という趣旨で名づけたものであったが、定年退職から丸2年、「日々更新」ではなく「日々高齢化」を重ねていくなかでは、じぶんをアップデート、アップグレードしていくことは殆ど困難になってきた。昨年の日記で ダウンサイジングに徹底し、機能をシンプルにすることで不具合を起こりにくくすることが今後の課題になるかと思う。そういう意味では、断捨離もアップデートの1つ。と述べたように、今後の「更新」は、機能の複雑化高性能化ではなく、シンプルかつ耐用性を重視する方向に向かっていくであろう。 さらに言えば、これからは、「昨日と違う自分をつくる」という「じぶん更新」よりも、「昨日と同じ自分がここにある」ことを当たり前と思わず、日常の普通の生活の中に意義を見出していくことも大切になってきているように思う。 じっさい、今のようなご時世では、夜寝ている間に新型コロナウイルス感染が発症し、翌朝にはすでに重症化していることだって、あり得ない話ではなくなってきた。逆に言えば、毎朝目が覚めた時には、まずは自分の健康状態が昨日と同じであったことに安堵し、感謝をするべきであろう。これはコロナ終息後も同様。いずれ慢性的な病気を患うようになれば、健康体への快復よりも、現状をこれ以上悪化させないという意味で、「昨日と同じであることを願う」ようになるだろう。 ということで、今後は、しだいに、「じぶんの更新」から「じぶんの持続」に関心を向ける執筆内容になるものと思う。 |