【小さな話題】最近視たテレビ番組「南米大陸一周165日の旅」、「ルーツをもとめて 小錦八十吉」
最近視たテレビ番組の感想。ところで、私の場合、殆どは録画・再生による視聴である。
- いつでも好きな時に時間を区切って視聴できる。
- 意味不明の箇所を繰り返し再生して確認することができる。
といった理由による。
NHK地上波の番組に関しては、最近は、録画せずにNHK+に頼ることが多くなった。
少し前に、ライブストリーミング方式のインターネットテレビを検討したことがあったが、その時、放送時間帯に拘束されることや、録画できないことの不便さを痛感した。ではオンデマンド方式なら便利かというと、たぶん、いつでも視られると思えば先延ばしして結局視ないままに終わりそうな気がする。
- NHK:南米大陸一周165日の旅(1)「アマゾン源流地帯とアンデスを行く」
5月25日の日記と6月9日の日記で「アフリカ縦断114日の旅」再放送の話題を取り上げたが、アフリカ縦断に比べると、この南米大陸一周のシリーズは殆ど記憶が無い。もしかすると、一部は初めての視聴であったかもしれない。
この番組は2010年08月16日(月)に初回放送されたもので、訪れる国は、
エクアドル→ペルー→ボリビア→チリ→アルゼンチン→ウルグアイ→ブラジル→ベネズエラ
の8か国となっていた。上掲のアフリカのシリーズが「アフリカ縦断」となっているのに対して、今回のほうは「南米大陸一周」となっている。赤道直下のジャングルからアンデスの高所、さらに南米大陸南端近くまで達したのち、再び、ブラジルを通ってベネズエラまで戻るという壮大なプランになっていた。
もっとも、アフリカ縦断の時に比べると、今回の訪問国はおおむね経済水準が高く、医療体制もある程度整っている。一般の観光ツアーのコースをつなぎ合わせれば行かれそうな所が多いように見受けられた。
2回目以降を視聴したうえで感想を述べる予定。
- NHK:プレミアムカフェ ルーツをもとめて 小錦八十吉
2013年初回放送。元・大関の小錦さん(当時49歳)が、実父と2人で祖先ゆかりのサモアを訪ねるという内容。
小錦さんはハワイ出身の力士だが、両親はアメリカ領サモアからの移住者であった。小錦さんの本名、サレバァ・アティサノエの「サレバァ」は父がふるさとの地名からとったものであると判明。なお、案内役を買って出た父のラウトア・アティサノエさんは今年1月にお亡くなりになったそうであり、こうしてみると、父が息子に遺言を伝える旅であったと考えることもできる。
ちなみに小錦さんが大相撲で活躍したのは
- 初土俵 1982年7月場所
- 入幕 1984年7月場所
- 大関昇進 1987年5月場所後
- 大関陥落 1994年1月場所後
- 引退 1997年11月場所
であった。同時代に活躍した力士としては、いまの理事長の北勝海、解説でおなじみの舞の海さんなどがおられた。主な力士との対戦成績は、北勝海が31回(16勝15敗)、大乃国が28回(15勝1敗)、千代の富士が29回(9勝20敗)、霧島が38回(19勝19敗)、貴乃花が22回(7勝15敗)、舞の海が12回(5勝7敗)などとなっている。【決定戦を除く。いずれも小錦から見た勝敗】
このほか風雲!たけし城で最弱の起き上がりこぼし型人形“コニシキ君”が登場していたことも記憶に残っている。
今回の番組に関して言えば、そもそも小錦さんが大相撲時代にどういう活躍をされたのか、また、引退後どのように苦労されてきたのかを知らない人が多く、もう少し、詳しい事情を紹介した上でサモアを訪ねるという構成にすればより多くの感動が得られたのではないかという気もする。もっともそのあたりは、プライバシーの問題もあって取り上げられなかったのであろう。
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