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世界三大黄金像の1つ、岡山の大黒天前を通過するドクターイエロー。写真上は6月29日撮影、写真下は7月4日に撮影したもので、全く同じように見えるが、写真上は上り、写真下は下りであるため、左車線を走る上りのほうが少しだけ大きく見えているはず。 また私の理解に間違い無ければ、写真上はT5編成、写真下はT4編成となっている。違いの詳細はこちらに解説されているが、遠方から見分けることは難しそうだ。 なお、以前から疑問に思っていることだが、走っている電車を撮影した写真1枚だけから、その電車がどちらの方向に向かっているのかを判別できるだろうか。たぶんブレの濃淡などで分かるはずだが、デジカメの場合、自動的にブレを修正してしまうため、手がかりが残るかどうか分からない。 |
【連載】#チコちゃんに叱られる! 「世界一短い歌/長い歌」、「ビー玉」、「ピアノ」、「梅雨の語源」 昨日に続いて、6月26日に放送された、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。本日は、
まず、「チコ調べ! 第1回NHK長短歌合戦」の「世界一短い歌」は、「ユー・サファー」(You Suffer、ナパーム・デス)という曲で、ウィキペディアによれば1.316秒であるという。もっともウィキペディアによれば、「0分00秒」という「曲」もあるという。 ちなみに、時間の短さだけを競うのであれば、この私でも0.0秒の「曲」はもちろん、ピアノの鍵盤を1つ叩くだけの「曲」でも簡単に作曲できる。しかし、多くの人から曲として認められなければタダの雑音に終わってしまう。長さを競うよりはむしろ、車内チャイムや学校チャイムのように、演奏時間を10秒とか30秒に固定した上で、どの曲が好まれるのかをランキングにしたほうが面白いと思う。 次に、「世界一長い歌」は、マイケル・ボツウィックのソロプロジェクト「PCV」の「The Rise and Fall of Bossanova(邦題:ボサノバの盛衰)」。長さは13時間23分32秒であり、これが現在のギネス世界記録で公認されているという。しかし、日本には2002年広島の中学生が平和への願いを込めて作った合唱曲「ねがい」があり、歌詞を募集して次々と付け加えているため、現在では2118番までが作られているという。現時点での長さは約23時間。 私が知っている長い歌と言えば鉄道唱歌であるが、リンク先によればこちらの歌詞は374番まで、一説では399番までとされているという。またウィキペディアによると、 ...この歌は、太平洋戦争前に日本が朝鮮を統治していたことや満州に影響を与えていた関係もあってか、それらの地域にも伝わっている。現地では曲だけが流用されて歌詞は別のものが付けられ、鉄道とは全く異なる意味の歌となっている物が多い。例として、韓国では「学徒歌」と称し、学生啓蒙の歌となっている。モンゴルでは「人類」の題で、女性解放を唱えた歌になっている。また、北朝鮮では「反日革命歌」として反日を唱える歌になっている。であるという。 続く、「ビー玉とは?」、「ピアノとは?」だが、ビー玉が「ビードロ玉」であることは知らなかった。「ピアノ」は「ピアノ・フォルテ」だと思っていたが、正解はもっと長く、イタリア語の「gravicembalo col piano e forte (強弱をもつチェンバロ)」であった。 4.の「梅雨」の由来は、「梅の実の熟す頃に降る雨」だと思っていたが、番組では、中国語の「黴雨(ばいう)」が転じたという説が紹介された。もっともリンク先によれば、このほかにもいくつか説があるようだ。なお「梅雨」という言葉が日本に伝わったのは奈良時代であり和漢朗詠集にもその記載があるという。 いっぽう、大和言葉の「つゆ」についは、「露」から派生した説や、「梅ぐちゃぐちゃに潰れる(=潰ゆ)」由来説などがあるという。 なお、奈良時代や平安時代の「梅雨」と、昭和の頃の「梅雨」、さらに昨今の「梅雨」で、雨の降り方が同じであったかどうかは定かではない。地球温暖化などによる気候変動で、最近では線状降水帯による大雨が降りやすくなっており、50年に一度というような集中豪雨が毎年のようにどこかで起こっている。長雨を風流に楽しむわけにはいかない時代となってしまった。 |