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昨日と一昨日の日記に豪雨被害後の旭川の写真を掲載したが、備前原駅近くを夕食後に散歩したところ、周辺の田んぼや用水路周辺地域は被害を全く受けていないことが分かり一安心。もっとも、台風12号が通常の台風進路とは異なり八丈島の東南東から西向きに進んでおり、このままいくと7月29日(日)の午前中には岡山を直撃する見込みとなっている。まだまだ安心はできない。 |
【小さな話題】 学校のチャイムとハイケンスのセレナーデ 7月20日放送の NHK チコちゃんに叱られる!【レギュラー第15回】 で、「学校のチャイム音の謎」という話題を取り上げていた。このネタは以前、別の番組で取り上げられたこともあり、東京・大森第四中学校で初めて導入されたこと、メロディがロンドンのウェストミンスターの鐘(「ビッグ・ベン」の鐘)に由来していたことなどはすでに知っていたが、歌詞があることは今回初めて知った。 学校にチャイムが初めて導入されたのは1954年と言われているが、私が通っていた小学校(1958年〜1964年頃)でチャイムを聞いた記憶はない。中学や高校の時はチャイムが鳴っていたような気もするが、これまたメロディの種類を含めて記憶が無い。 ちなみに、岡大では、一般教育棟のみ授業の開始時と終了時に、ウェストミンスターの鐘のメロディの前半部分のみが鳴らされている。いっぽう文法経講義棟ではチャイムは鳴らない。入試の際には空襲警報のようなけたたましいサイレンが鳴り響く。 ウィキペディアの当該項目にも記されているように、ウェストミンスターの鐘は、わずか4つの音だけで「ドミレソ・ドレミド・ミドレソ・ソレミド」を奏でる。4音を4回鳴らして作るメロディは、同じ音の繰り返しを避けると4×3×3×3=108通りあるが、その中から4通りをうまく組み合わせ、「起承転結」型に仕立てているという点では、名曲中の名曲と言えよう。またわずか4音であることによって、鐘やオルゴールとしても演奏しやすくなっているというメリットがある。 学校チャイムとは異なるが、JRの車内チャイムの中には懐かしいものが多い。学生時代は、節約のため、夜行列車で一夜を過ごしたことがあったが、いちばんよく耳にしたのはこちらの旋律であった。今回初めて、ハイケンスのセレナーデの第一主題の旋律末尾部分であることを知った。【ハイケンスのセレナーデ自体は何度も聞いたことがあるが、その一部であるということには全く気づかなかった。】 |