じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 新型コロナ対策の一環として、半田山植物園の入口では、8月上旬から、検温と手指の消毒が義務づけられてきたが【写真右に再掲】、今回の連休を前に、入園者が戸惑わないように、それぞれの装置に案内プレートが取り付けられた。もっとも、検温装置の液晶面にプレートが取り付けられたことで、自分の体温の数値が見えにくくなった(いちおう、液晶の最上部に表示される)。
 なお、写真下の赤枠に示したように、入口にはいぜんとして熱中症対策の掲示がある。いつまで掲示を続けるのか興味深いところだ。

2020年11月22日(土)



【連載】#チコちゃんに叱られる!「ビニール傘ってなに?」と傘の思い出

 11月20日に初回放送された、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。

 本日は、
  1. なんでレモンティーの色は薄いの?
  2. ビニール傘ってなに?
  3. なんで人間には白目があるの?
という3つの疑問のうち、2.について考察する。

 さてビニール傘の由来であるが、番組では、もともと、ホワイトローズの9代目社長が傘用のカバーとして開発したものであると説明された。番組とほぼ同じ内容の経緯が、ウィキペディアのリンク先にも詳しく記されていた。またビニール傘の歴史のところにも概要が記されている。

 番組ではもっぱら開発の歴史に焦点が当てられていたが、ウィキペディアによると、その後、台湾企業、さらに中国本土企業の進出により、ビニール以外の傘を含めて、
現代日本の傘市場においては、2006年の国内生産量は159万本にすぎず以降も横ばいで、2008年の洋傘輸入量が1億2900万本に達しその99%を占める中国製品に比較すると圧倒的に劣勢であり、現状はビニール傘にとどまらず、傘製品のほとんどを中国製品の輸入に頼らざるを得ない状況となっている。
という現状になっているという。また、一時は50社あったという日本のビニール傘製造メーカーは、現在ではホワイトローズ社のみになっているという。

 ここからは私の感想になるが、私が子どもの頃は、傘と言えば木綿の傘が主体であり、その後、通学用の黄色い傘が登場したが私自身が使っていたという記憶はない。このほか、植木等の「なんである、アイデアル」のテレビCMがヒットし、真似をして遊んだ記憶があった。しかしそのアイデアルも、安価な外国製の傘の流入などの影響で売り上げが低迷し、2006年に自己破産となった。

 定年退職後は、わざわざ雨の中を歩く必要が無くなったこともあって、滅多に傘を使うことはない。いま保有している傘は、ゴミ集積場から拾ってきたぶんを含めて10本以上、また100円ショップで100円から300円程度で購入した折りたたみ傘が10本程度あるため、私の人生ではもはや新たに傘を購入する必要は無いように思われる。

 それにしても、今の傘は壊れやすい。100円ショップで購入した折りたたみ傘の場合は、特に骨の部分が細くて数回使っただけで折れてしまう。何十年も前に買った「傘修理セット」というのがあることあるのだが、骨が細すぎてうまく直せない。かといって、買い換えても大してお金がかからない(困るのは、修理ではなく、壊れた傘をゴミ出しするさいの手間のほうだ)。

 ビニール傘に関しては、私自身が自分で購入したことはこれまで一度も無かったと思う。すぐに破れる、年数が経つとビニール自体が劣化するという、悪いイメージが強い。今回の番組の中では、渋谷のスクランブル交差点を傘をさして渡っている人たちの映像が流れていたが、ざっと見たところ、6〜7割はビニール傘を使用しているように見えた。それほどまでに人気があるのか、それとも、単に、安価なので使い捨てのつもりでさしているのか、よく分からないところがある。

 次回に続く。