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「接写で楽しむ雑草の花」。今回は、ハハコグサの花。遠くから見ると黄色いスポンジが固まったように見えるが、接写すると、頭状花序の花が密集していることが分かる。1つの花のように見えているパーツは、さらに中心部の両性花と、それを取り囲む雄花に分かれている。 綺麗な花なので雑草除去作業の際にはできるだけ抜き取らないようにしているが、そのわりにはなかなか殖えない。 |
【連載】サイエンスZERO「未知の世界をひらく!科学者たちの情熱SP」その2 昨日に続いて、3月28日にNHK-Eテレで放送された、 「未知の世界をひらく!科学者たちの情熱SP」 についての感想・考察。 番組の終わりのところでは、「●第一線の科学者からの“ことば”」が紹介された。まずは、2020年11月22日に放送された、 ●「探検!国立天文台#2 トップ研究者大集結SP」 におけるプロジェクト・リーダーお二人の言葉。 太陽観測プロジェクト長の勝川さんは、宇宙を研究することは子どもの頃からの夢であり、「好きならできる」と語っておられた。 どうでもいいことだが、私も小学校高学年の頃は、「将来の夢は、天文学者になること」と宣言していたことがあった。中学の時は、地学・天文・気象、高校の時も1年生までは天文の部活動に参加していたが、大学受験の段階ではもはやそういう夢は失われていた。原因として考えられるのは、 2番目の、天文シミュレーションプロジェクト長の小久保さんは、「探検は知的情熱の肉体的表現である」という南極探検家の言葉を引用しておられた。小久保さんはまた、研究者に必要な能力として、体力を挙げておられた。 続いて、2月7日放送の、 ●命を救う“驚異の数学” 発明家・木村建次郎 の木村先生の言葉: 大きな変化を出すということは、より原理的な原則的な理論や理屈を見直すということが最も大事なことだ、と科学者全員が共通して持っている心のコアではないかと思います。が紹介された【語りのため、文法的には不一致があるが、「より原理的、原則的な理論や理屈を見直すということが、大きな変化を生み出す研究においては最も大事であり、こうした認識は科学者全員が共通して持っている心のコアではないかと思う」という意味かと思われる】。木村先生の「波動散乱の逆問題」の解析解の導出というのは、昨年度に紹介された最先端の研究の中でも傑出しており、私には到底理解できないものの、解法の鮮やかさや応用範囲の広さという点で、ノーベル賞、あるいはフィールズ賞に匹敵するレベルであると直感している。 以上が番組の内容であったが、2020年度の放送の中で、私自身にとって特に強く印象に残ったTop5は以下の通りであった【但し、2019年度以前に初回放送されたアンコール放送を含む】。いずれも録画しており、時間があれば感想・考察を述べさせていただく予定。
このほか、Top5からは外れるが、意外性という点で印象に残ったのは以下の5話であった。これらも機会があれば感想を述べさせていただく予定。
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