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法界院のお寺の近くをウォーキングしていたところ、「仮ブタ出現! 注意!!」という看板が目にとまった。イノシシでも出没するのかと思ったが、すぐに正体が判明。ちなみに、このあたり一帯の下水は、これまで、個別浄化槽もしくは汲み取りとなっていた。岡山市の下水道普及率は67.6パーセント(20202年)にとどまっており、まだまだ少ないようである。 |
【連載】#チコちゃんに叱られる!「アパートとマンションの違いってなに?」 5月21日(金)朝に初回放送された、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。 今回の放送では、
アパートとマンションの違いについては、私は、風呂、トイレ、炊事場などが共用の集合住宅をアパート、それらが個別に備わっているものをマンションと呼ぶものだと思っていたが、正解は全くことなっており、「借りるのがアパート、買うのがマンション」であると説明された。 アパートについては、ウィキペディア アパートとは、建物の内部を複数に区切り、それぞれを独立した住居として居住用として供与する集合住宅。英語「アパートメント (apartment)」を元にした和製英語。フランスで言うアパルトマン。かつては分譲住宅に対しても用いられたが、現在ではほとんどの場合において賃貸物件を指す用語となっている。と説明されているが、「分譲アパート」という言葉は、私自身は一度も耳にしたことがない。 同じく、マンションについては、ウィキペディアでは、 マンション(由来: mansion, 英: condominium)とは、日本語ではアパートよりも大型の共同住宅(集合住宅)を表す一般名詞として使われている。ただし、語源である英語では豪邸などの意味で用いられ、共同住宅の意味はほとんどない。と説明されており、「借りるのがアパート、買うのがマンション」という番組での説明とは異なっているように思われた。実際、賃貸マンションという言葉はよく耳にするし、区分所有の賃貸ばかりでなく、建物まるごとが賃貸専用のマンションとして貸し出されている場合も多いように思われる【特に、学生専用マンションなど】。 番組によれば、1962年には「住民で管理組合をつくりみんなで共有スペースを管理する」ことなどを定めた「区分所有法」、さらに、2000年には「共有スペースの問題を専門家に相談できる制度を作る」ことなどを定めた「マンション管理適正化法」が成立したという。ウィキペディアによれば、後者の法律は正式には「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」という名称になっており、法令検索に公開されている原文の第二条一に、 一 マンション 次に掲げるものをいう。と定義されており、番組での「買うのがマンション」という定義は、正式には「複数の区分所有者が存する建物」という意味であったようだ。なので、1名(1社)のオーナーが賃貸専用でマンション経営をしている場合は、上記のマンションの定義には当てはまらないことになる。法律の専門的なことは分からないが、「二以上の区分所有者が存する」というのは、そこに住んでいるという意味ではなくて、登記上、その建物に複数の区分所有者が名前を連ねているということかと思われる。なので、全室空き家であっても、区分所有者が登記されている建物はマンションということになるのではないかと思われる。 いずれにせよ、マンションという呼称は、2000年の時点で法律上定義されており、その法律の適用対象になるかどうかという時には、複数の区分所有者の有無が決め手になると考えてよさそうだ。 もっとも、「マンション 定義」でネット検索してみると、例えば、こちらのように、
ちなみに、私自身は、生まれ育ったのは庭付きの戸建て、大学入学以降は下宿(大家さんと同じ家の一室)、結婚後はずっと合同宿舎を転々とした上で、その後はマンション暮らしとなっている。子育て時代には、庭付きの戸建ての購入を検討した時期もあり、実際、中古の物件巡りを楽しみにしていたこともあったが、65+α歳ともなると、もはや、庭付き・戸建てでは、
次回に続く。 |