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6月21日は夏至(12時32分)。この日はよく晴れて、日の入りの様子を眺めることができた。国立天文台のこよみでは岡山の日の入り時刻は19時21分となっているが、私の住んでいる所では北西側に半田山があるため、18時55分過ぎには早くも「日没」となった。 なお、岡山の場合、日の出が最も早いのは6月5日から6月21日頃で4時51分、日の入りが最も遅いのは6月21日から7月7日頃で19時21分となっている。秒単位で言えば6月末日あたりが一番遅い日没となる。 |
【小さな話題】6月のテレビ番組から その3『プロジェクトX4Kリストア版』の3つのタイプ 4月22日に記したように、今年度から表記の4Kリストア版の放送を毎週録画している。各回に登場されている方々がそれぞれ「地上の星」であることは間違いないのだが、これまでの放送内容は、大きく分けて3つのカテゴリーに分かれていることに気づいた。すなわち、
このうち1.に関しては、
いっぽう、2.に分類されるものとしては、
最後の3.に分類されるものとしては、私が録画した中では、今のところ「#43:えりも岬に春を呼べ 〜砂漠を森に・北の家族の半世紀〜」のみであり、これこそホンモノの地上の星という気がする。 私自身が1.のタイプより2.や3.のタイプに感動するのは、1.のタイプというのは、最初からプロジェクトの成功が約束されており、現場の人たちはその中で自分の任務を誠実に遂行するという内容となっており、その中でいろいろなエピソードが語られるとしても、意外な結末にはなりにくいという特徴があるためかと思われる。 いっぽう、2.のタイプは、結果的には成功談となっているが、個人の活躍が無ければ途上でボツになってしまった可能性があった。類似の開発話の中には、その何倍、何十倍にも及ぶような失敗談があり、語られることもなく地下に埋もれてしまった「星」もあるはずだが、失敗談ばかりを集めても番組としては成り立たない。やはりハッピーエンドのストーリーとせざるをえない。 3.のタイプは、長期間に及ぶ努力を描くことが難しく、また成果も見えにくいことから、なかなか番組になりにくいようだ。4Kリストアではなく、新番組として、新たな「地上の星」を発掘して欲しいところだ。 |