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岡大生協の新しいアカウントを設定する途中で生じた問題。↓の記事参照。 |
【連載】「スマホ無し老後」からの脱却(15)ログイン関連の悪戦苦闘さらに続く(岡大生協編) 昨日に続いて、スマホ初体験の記録。但し今回はスマホの操作ではなく、デスクトップパソコンで起こったエラーの話。 昨日の日記で、岡大生協の生協ポイント制度が変わるという話題を取り上げた。6月22日の午前中に新しい生協アカウントへ登録手続を行ったのだがこれがうまく行かない。 まず、Eメールアドレス、ログイン用パスワード、スマホの電話番号などを登録。ここまではうまくいった。ところが、次の段階の組合員認証がうまく行かない。↑の画像Aに示すように、この登録ではなっなんと1966年以降に生まれた人しか誕生日が入力できないことになっていた。なお、この問題についてはさっそくお問い合わせフォームで要望を出したところ23日朝には1923年生まれ以降であれば登録できるようになっていた。当初設定の1966年生まれというのは今年56歳になる人であるが、職員であれば60歳、教員であれば65歳、さらに特命教授などで65歳を超えても生協を利用する人もいるはず。組合員の大半が大学生・院生であるとはいえ、高齢組合員への配慮が欠けているように思われた。 同じ画像Aのところには「生協加入時に登録した組合員様の携帯電話番号」というのがあるが、私が加入したのは岡大生協が設立された1994年であり、当時は携帯電話などは使っていなかった。 さて、年齢入力の設定が修正されたというメールが届いたので、再度、組合員認証の手続を再開したが、少し前に登録したメールアドレスやログインパスワードを入力しても「ログインに失敗しました」というエラーが出て先に進めない【画像B】。こういう時は「パスワードを忘れた方」を選んで再設定をするのが一番と思ったが、なぜか再設定メールがいっこうに送られてこない【画像C】。どうやら、私が登録したはずのメールアドレスが「登録されていないメールアドレスを入力した場合はメールは送信されません」として処理されているように推察される。 そこで、この際、一から出直しということで、第一段階の生協アカウント登録手続からやり直そうとしたが、メールアドレスを入力したところ、「既にメールアドレスが登録されています。」というエラーが出た【画像D】。登録されているなら、パスワード再設定メールが届くはずなのにこれは矛盾している。 でもって、これまでとは異なるメールアドレスで再度登録を試みたが、最終的に画像Eのような「入力された内容に一致する組合員様の情報が見つからないためSMSを送信できませんでした。」というエラーが出て、これまでのすべての努力は無に帰してしまった。そういえば、生協に加入した当時の情報と言っても、携帯電話を使っていなかったことに加えて、当時の自宅住所、固定電話番号、所属などはすべて変わってしまっている。同一性を証拠づけられるのは、氏名、生年月日、組合員認証番号程度のものであり、それ以外で入力内容を照合されると不一致となるのは当然かと思う。 ま、今回の出来事は、利用者の圧倒的多数が学部学生や大学院生であるという組織のオンライン手続のシステムを、極端なマイノリティーである高齢組合員が利用したことに根本原因があると言えるかもしれない。とはいえ、最近では定年退職後に大学院に入学する高齢者もおられる。また今回の手続では、スマホSMS認証が複数回設定されているが、スマホを持っていない人はこのシステムを利用できない。 私自身に限っては、今回新たにスマホの利用を始めたことで(未だ完了していないものの)、スマホを利用した手続ができるようになったが、世間にはまだまだスマホを利用していない人たちも少なからずおられる。そういう人たちが切り捨てられないように配慮する必要がある。 次回に続く。 |