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今回の上京には、岡山・羽田間の航空機を利用した。機内では無料Wi-Fi機能がうまく設定できなかったが、帰宅後にマップのタイムラインで確認したところ、往路(画像上)、復路(画像下)とも、ほぼ正確に航路が記録されていた。スマホがGPSの位置情報を独自に取得していたためか、機内のWi-Fiサービスから位置情報のみを取得していたためかは不明。 |
【連載】「スマホ無し老後」からの脱却(17)「国内利用」なのに「海外利用」/搭乗手続とWi-Fi利用/「ここからここへのルート探索」/利用量 6月24日に続いて、スマホ初体験の記録。 6月25日から2泊3日で上京したが、その際、初めてスマホを携行した。古希を前にして、実質的なスマホユーザーとしてのデビューとなった。 まず、出発前の話になるが、当日の朝、 ●●カードご利用分のキャンセル情報到着のお知らせという、妙なメールが届いていた。 この種の文面には詐欺が多く、じっさい私のところにも、実際には一度も利用したことのない大手ネット通販を騙る犯罪者たちから「不正利用がありました」とか「利用停止」といったメールが届くことがあるのだが、今回は発信者のところに認証マークがついており、ホンモノであると推測された。 私が困惑したのは、コロナ以降一度も海外に出かけておらず、海外のお店に一度も注文したことが無いにもかかわらず利用店名が「海外利用」となっていたことである。キャンセル情報ということなので当面実害は無いと思われたものの、とうとうカード情報が第三者に悪用されてしまったか、と困惑し、さっそくカード会社に電話をかけた。 しかし、電話サービスにありがちのことだが「ただいま電話が大変混み合っています」という自動音声が繰り返されるばかりでいっこうに繋がらない。別の番号を案内されたのでそちらにもかけてみたが、引き落とし上の残高不足のみに対応している窓口のようであった。 出発時刻が迫っているので困ったことになったと思ったが、冷静に利用明細を閲覧したところ、今回の上京時にいったん宿泊予約・事前決済したホテル利用代金と金額が一致していることが分かった。また 「海外利用」と表示されている場合という説明があることも分かった。しかし、それにしても、国内のホテルのキャンセルが「海外利用」として処理されているとは思ってみなかった。 さて、次に、保安検査場と搭乗時にQRコードを読み込ませる手続が必要となる。これまではQRコードを紙に印刷して持参していたが、今回、初めてスマホ画面から読み込ませた。これは特に問題なく通過できた。もっともまだアプリの使い方に慣れておらず、Wi-Fiの利用までは設定できなかった。どうやら、搭乗機の情報を表示したあとで、左上のハンバーガーボタンから「国内線機内Wi-Fi」を選ぶ必要があったようだ。 滞在中は家族と何度か連絡をとる必要があったが、通話機能、SMS機能、LINEのトーク、LINEの音声通話などいろいろな選択肢があって、なかなか対応が厄介であった。そもそも私はまだ、通話相手の登録、電話のかけ方、切り方、SMSの送り方に習熟しておらず、待ち合わせなどですぐに連絡を取りたいときにどうしてよいか右往左往してしまった。 このほか、マップのナビ機能についてもよく分からないところがある。現在地を確認したあとで目的地までの経路や移動手段を調べる方法は使いこなせるのだが、現在地とは全く別の地図上のA点からB点までの移動方法を事前に知る方法がよく分からなかった(パソコンであれば、地図上のA点を右クリックして「ここからのルート」として設定し、続いて別のB点を右クリックして「ここへのルート」として指定すれば、あとは、車や徒歩などの移動手段を選ぶだけで最短のルートが表示されるのだが、これをスマホ上で操作しようとしてもうまく行かなかった。 なお上京中のデータ利用量は
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