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6月23日の岡山は最高気温が34.7℃となり今年一番の暑さ、また6月24日の朝の最低気温は24.4℃で、梅雨明けに伴う猛暑日&熱帯夜が近いことが予感された。写真上は6月23日の日没。夏至のあとは曇りばかりで、この日が一年中で最も北寄りの日没となった。 写真下は6月24日朝の月齢24.3の月と木星。 |
【連載】「スマホ無し老後」からの脱却(16)加齢に伴う物忘れ、勘違い、思い込みの影響は避けられそうにもない 昨日に続いて、スマホ初体験の記録。 昨日取り上げた新しい生協アカウントへ登録手続の件は、その後、サポート担当者から連絡をいただき、無事に登録を完了することができた。もっとも、今回の手続の際、1つ目のメールアドレス(「アドレスA」で登録を試みた最中、それがうまく行かなかったためにもう1つのアドレス(「アドレスB」)で最初から手続をやり直したため、結果的に2つのアドレスで二重にアカウントが作られてしまった。アドレスAのほうの登録を削除していただくよう、お願いをしておいた。 今回のエラーがどうして生じたのか原因はイマイチつかめていないが、1つ、原因の探索中に思い出したことがあった。今回のシステム変更手続は、「従来のマイページの利用が終了するので新しいアカウントを作ってください」という趣旨であり、私は、従来からマイページなるものは開設していないと思い込んで、新しくアカウントを登録する手続を進めたのだが、各種の登録状況を記録したメモを参照したところ、定年退職前に、オンラインでブックストアに書籍の注文をするシステムに登録していたことが分かった。その際に「アドレスA」で登録しており、個別のパスワードを設定していたことがトラブルの一因になった可能性がある【但し、パスワード再設定のメールが「アドレスA」に送信されなかった理由は依然として不明】。 ちなみに、岡大生協のオンライン書籍注文システムは何度か変更されており、一時期は洋書専用の発注システムが独立していたりしたのだが、退職前には統合されていた。それがおそらく「従来のマイページ」であった可能性がある。 このほか、これは生協に限らないのだが、IDとしてメールアドレスが使われているサイトでは、連絡先メールアドレスを変更した後にそれに連動してIDそのものが変わるシステムと、IDはそのままで連絡用のアドレスだけが変更される場合があるようだ。いったん登録してから数年以上利用しないうちに、そのEメールシステムを解約してしまったような場合、メールが届かなくなったりして慌てることがある。歳をとればとるほどこのミスが生じやすくなる。 そう言えば、6月22日に記したネット銀行関連のログイントラブルに関して、 次の画面で「支店番号」と「口座番号」の入力を要求された。確かに前回の手続が完了した段階でマイページから支店番号や口座番号は閲覧できていたのだが、どこにもメモしていなかった。それらを通知するメールも届いていないので、自分のページを開くことができなくなってしまった。と記したところであるが、その後備忘録ファイルを点検したところ、ちゃんと支店番号と口座番号がメモに残っていることに気づいた。重要情報がちゃんと見えていたのに、「そのようなメモをしたことはない」と思い込んでいたことで見えなくなっていたというところが何とも情けない。 さらに情けないことに、「合い言葉」の答えを取り違えていたことも判明した。私は合い言葉設定の際、犯罪者から推測されないようにわざと奇想天外な言葉を選ぶようにしている。例えば「好きな果物は?」に対して、仮に「バナナ」などと設定すると容易に推測されてしまうので敢えて「くさったばなな」のように設定するのだが、実際にそのような質問画面になった時に思い込みから取り違えて入力してしまうミスが増えてしまった。 このほか加齢に伴い、スマホの操作をいろいろ覚えてもすぐに忘れてしまって身につかないことが増えてきた。
次回に続く。 |