じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 12月2日の夜はよく晴れて、月齢8.4の月と木星【写真上段】、火星【写真中段】が明るく輝いていた。月と木星は2日の9時57分に2°31′まで接近【←こちらは見かけの接近】。また火星は12月1日に8150万kmまで接近【←こちらはホンモノの接近】しており、マイナス2.0等の明るさで、マイナス2.7等の木星と同じくらいの明るさに見えた。なお、月と火星は12月8日の13時25分に、0°33′まで接近する。
 写真下段は、翌12月3日の日の出。方位は備前富士よりはかなり南側(右側)からとなっている。

2022年12月3日(土)



【小さな話題】Windows11とはタスクバーが固定されたWindows10のことか?

 昨年10月にデスクトップパソコンを買い換えて1年余りになるが、11月30日、とうとう、このパソコンのOSをWindows10からWindows11にアップグレードした。当初。このパソコンはこの先もWindows10のままで使い続けようと思っていたところであったが、別段Windows11を拒否するほどの固い信念があったわけでもない。Windows11へのアップグレードを促すメッセージのところに「ダウンロード中はそのままお使いいただけます」というメッセージが出たので、それならやってみようかという気分だけで決めたようなものである。そのダウンロードは午後のパソコン作業中に終了し、その後夕食や入浴の時間の間にはインストールも無事に完了した。

 Windowsのアップグレード作業はこれまでにも何度か経験したことがあるが、いずれも最終段階での設定画面のところで、ATOKではなくMS-IMEがデフォルトになっていたり、MicrosoftEdgeをデフォルトのブラウザに使うように促されたり、私にとっては興味の無いアプリが勝手に付け加えられていたりしてあまりよい気分にはなれなかった。
 しかし、今回のWindows10から11へのアップグレードに際しては、EdgeやMS-IMEへの誘導などはなく、再起動後はWindows10の時と殆ど変わらない状態になっていて、押しつけ嫌いの私には好感が持てた。

 Windows 11 とWindows 10 の違いについてはこちらのサイトなどで事前に予習をしておいたため、特に戸惑うことはなかった。強いて言えば、私はディスプレイ画面の左端にタスクバーを配置していたため、画面下部中央に勝手に移動させられたことで操作を誤ることがあった。もっとも、各種アプリ(ソフト)は、タスクバーから起動しても画面上のアイコンから起動しても、同じ手間であって特に不便ということはなかった。そのほか、タスクバーで気になったこと、私のほうで変更したことは以下の通り。
  • タスクバーの中央には私の興味の無いアプリが勝手に追加されていたので可能なものはアンインストール、どうしても削除できないものは個人設定画面でオフに切り替えた。
  • タスクバーの左端にはウィジェットなるものが出現していたが、私には関心の無い項目が殆どであり、また選別されたニュース類を押しつけられて読まされるのはうざったいので、結局、非表示とした。
  • タスクバーには「検索」のアイコンがあったが、私自身はYahooの検索を使っているので非表示に。
  • タスクビューのアイコンがあり何のことかと思ったが、どうやら「仕事用」と「プライベート用」という使い分けをするための機能であったようだ。私自身は完全な隠居人のため、そもそも「仕事用」は存在しないのでこれも非表示に。
ということで、タスクバーに表示されるアイコンはキレイさっぱりになった。

 次に、「Microsoft To Do」というアプリが目にとまった。Windows10の時から存在していたアプリのようであるがこれまで気づかなかった。操作法がイマイチ分からないところがあるが、当面、削除せずに試験的に使ってみようかと思う。

 さて、Windows11の新たな機能の1つとして「Android向けのアプリケーションをWindows 11上で動かせる」という紹介記事があった。もっともこの意味が私にはよく分からなかった。
  • そもそもデスクトップパソコンでは(外付けのカードリーダーをつけない限り)マイナンバーカードやクレジットカードを読み込むことはできないので、そのような読み込み機能を前提としたアプリでは動かないはず。じっさい、パソコンのGoogle Playからマイナポイントアプリをインストールしようとしても「このアプリは、お使いのデバイスで利用できません」と表示されてしまう。そこで無理やりインストールボタンをクリックしても「デバイスの選択」に該当するものが無いため先に進めない。
  • 同様に、歩数アプリなども、パソコンを担いでウォーキングでもしない限りは意味をなさない。
 ではどんなアプリなら有用性があるのか? ネットで検索したところこちらに詳細な説明があり、どうやらAndroidアプリが使えるというのは最新アップデートを実行した後のようである。私が理解した範囲では、
  • Amazonアプリストアをインストールする。
  • インストール後、「あ」のところにあるAmazonアプリストアを開いて、「Android用Windowsサブシステム」なるアプリがあり、それをインストールする。
  • 但しこのやり方でインストールできるのはAmazonのアプリに限られており、Googleのアプリは含まれていない。
というような手順が必要であるようだが、そもそもAmazonのアプリの中に有用なものがあるのかどうかはまだチェックしていない。

 ちなみに私は、認知症予防のため、詰め将棋、オセロ、記憶力テスト、クロスワードパズルなど、毎日、30分程度はゲームで遊んでいるが、それ以上時間をかけることは、寿命が尽きるまでの限られた時間を無駄に費やすことになりかねず、自分なりに制限をかけている。いずれ体が動かなくなった時にはバーチャルなゲームに没頭することはあるかもしれないが、現時点でゲームで遊ぶためにAndroidアプリを使いたいとは思わない。

 ということで、私にとっては、Windows11にアップグレードしたことで変わったのは、タスクバーが画面下部に固定されてしまったという一点に集約できる。