【連載】寿命を縮める食品ランキング(8)健康に良い?とされる食品(2)
3月26日に続いて、YouTubeの【ゆっくり解説】で指摘されていた食品についての考察。前回に続いて「実は体に良い」をテーマにしている動画を取り上げる。今回取り上げるのは、
●ちょっと得するゆっくり学園 9割の人が知らない実は意外な効果があるすごい食品6選【ゆっくり解説】
ちなみにこの『ちょっと得するゆっくり学園』というチャンネルは、「ゆっくり霊夢」と「ゆっくり魔理沙」のほかもう1人のキャラが登場しており、他の解説動画に比べてコントに工夫が見られる。こちらの「重大発表」によれば、この動画は2021年11月頃に配信を開始。当初は『ちょっと得する食のお話』であったが、コンテンツで取り上げる話題を拡大するために、メンバー投票に基づいて『ちょっと得するゆっくり学園』に変更されたということであった。
さて今回の動画で挙げられた「スゴい食品6選」は、「ポカリスエット」、「甘酒」、「塩麹」、「トマトジュース」、「ギリシャヨーグルト」、「ダークチョコ」であった。
- ポカリスエット:点滴と同じ成分をコンセプトに開発された。但し砂糖の摂りすぎに注意。
- 麹甘酒:ビタミンB1・B2・オリゴ糖・食物繊維・アミノ酸・ブドウ糖などの豊富な栄養素。コウジ酸は日本で発見された美白有効成分。
- 塩麹:胃腸薬に使われる酵素、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼが含まれている。塩の代わりに使う。
- トマトジュース:トマト由来のカロテノイドを継続的に摂取すると花粉症の症状が改善。但し、スギ花粉症の人はトマトで口の中などにアレルギーが出ることがある(この場合は緑茶で代用)。リコピンにはβカロチンの約2倍以上、ビタミンEの約100倍以上とされている強い抗酸化作用がある。生のトマトよりも効果が大きい。オリーブオイルと一緒に摂取するとリコピンの吸収率が高まる。
- ギリシャヨーグルト:タンパク質が多いほか、糖分が少ないので食後の血糖値の急上昇を抑えダイエットに有効。腸を快適に保つプロバイオティクスが豊富。腸の質がよくなれば睡眠の質が上がり免疫力がアップ。ビタミンやミネラルも豊富。
- ダークチョコ:カカオポリフェノールを摂取することで、血圧低下、老化防止、動脈硬化予防、虫歯予防になる。
ここからは私の感想・考察になるが、
- ポカリスエットは甘ったるいなど私の好みの味ではない。また以前、アルカリイオン飲料として大々的に宣伝されていた時期があったと記憶しているが、私はそもそもアルカリイオンなるものの効用は信じておらず、そのことへの反発もあって、滅多に飲むことはない。
- 麹甘酒はヨーグルトメーカーでも作れるので、以前、何度か、米麹を購入してご飯と混ぜて作ったことがあった。もっとも、私の場合、通常の食事量に加えて甘酒を飲むと、糖分の過剰摂取になってしまいそうな気がする。最近は全く作っていない。
- 塩麹も塩分の摂りすぎになりそう。普段口にする機会は殆ど無い。
- トマトジュースは夏場に飲むことがあり、また国際線で飲み物が提供される時にはできるだけトマトジュースを選ぶようにして
いる。オレンジジュースなどと違って何杯飲んでも糖分の過剰摂取になる恐れは無いが、お腹にもたれる。
- ギリシャヨーグルトは、ドラグストアで40%のシールが貼られている時には必ず買っている。ヨーグルトメーカーでも簡単に作れるということだが、これまで試したことは無かった。これを機会に作ってみようかと思うが、低脂肪牛乳では固まりにくいとなるとちょっと困る。それと製造過程でわざわざ乳清を取り除いてしまったらそのぶん栄養分が失われてしまうようにも思う。
- ダークチョコ:他の複数の解説動画でも推奨されているが、妻が買い揃えているチョコは甘味が多すぎて糖分過剰になりそう。
といったところか。3月26日の別の解説動画で挙げられていた「ケチャップ」、「コーヒー」、「卵」、「プリン」、「チョコレート」、「カット野菜」もそうだが、きょうから早速試してみたいと思える食品は見当たらなかった。
次回に続く。
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