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【連載】チコちゃんに叱られる! 「武士のちょんまげ」 12月1日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。この日は、「新BSスタートスペシャル」と題して、地デジの「NHK 総合」と「NHK BS」、「NHK BSプレミアム4K」で同時生放送が行われた。生放送ということで、チコちゃんの顔はCGではなく着ぐるみとなっていたため、いつもとは違った表情に固定されていた。また、いつもはチコちゃんと岡村さんが手をつないでスタジオに走り込むシーンから放送が始まるのだが、岡村さんがアキレス腱を切ったとのことで、チコちゃんだけがスタジオに走り込むいっぽう、岡村さんのほうは他のゲスト3人とともに着席したままチコちゃんの入場を迎えていた。 放送の冒頭は、「NHK新BSスタートおめでとう」という祝賀ムードに包まれていたが、今回の改変は要するに、BSPが廃止され、従来のBS1とBSPの内容が縮小・統合されたというだけのこと。受信料がいくらか安くなることはありがたいが、放送時間が物理的に半分になる以上、どう理由づけをしてもこれまで以上に放送内容が充実するとは思えない。また、4K放送は、我が家の受信・録画環境では一時的にHDDに録画できるもののDVDやBDにはダビングできないという問題点がある。それと我が家のテレビはサイズが小さいため、4Kでも2Kでも見え方には全く違いがみられないため、4Kに切り替える手間がかかるぶん、不便になったという気もする。 前置きが長くなったが、この回に取り上げられた話題は次の3つであった。本日はそのうちの1.について取り上げる。
さて、1.のちょんまげの理由については、放送では「ムレるから」が正解であるとされた。根岸茂夫さん(國學院大學・名誉教授)によれば、
次回に続く。 |