Copyright(C)長谷川芳典 |
※クリックで全体表示。 |
以前からチャンネル登録しているこちらの動画で、インターネット閲覧の応答速度を上げる方法が紹介されていた。 私の家ではこれまで大手の光回線を使っており、リンク先をクリックするとほぼ瞬時に画面が切り替わるため応答速度を意識したことがなかった。ところが、たぶん今年に入ってからだと思うが、時たまなかなか画面が切り替わらず、時には再読み込みを促されることもあった。 ということでさっそく設定変更をしたところ、ここ数ヶ月ほどに発生した応答の遅延は起こらなくなった。といってもまだ1日だけのことであり、もう少し試してみないと確かなことは言えない。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 「電車が曲がれる理由」と佐藤信さんの謎 5月3日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。この日は、「大型連休だから大型特番! そうよ、人が休むときこそ働くエンタメ業界! 82分拡大スペシャル」と銘打って以下の話題が取り上げられた。
さて1.の電車の疑問であるが、放送では「車輪が紙コップみたいな形をしているから 」が正解であると説明された。香月良太さん(鉄道博物館)とナレーションによる解説は以下の通り。
ここからは私の感想・考察になるが、電車がなぜカーブで曲がれるのかについては子どもの頃から疑問に思っていた。最初はバスと同じように運転士がハンドルを切っているのかとも思っていたが、そのうち線路と車輪の特性によるものではないかと考えるようになった。もっともこれまでは、カーブにさしかかると『フランジ』とレールが押し合うようになって左右方向に力が働き、しぜんに曲がるのではないかと思っていた。またカーブの内側と外側でレールの長さが違っていても脱線しないのは左右の車輪の回転速度を変えて調整しているのではないかと思っていた。 ちなみに、ウィキペディアによると鉄道車輪のフランジは以下のように解説されていた【要約・抜粋】
さて車輪の形状の話題に戻るが、ウィキペディアの当該項目に車輪の形状についての詳しい説明があった。その中に、 鉄道車両用車輪のレールと接触する部分を踏面と呼ぶ。踏面は円錐形のような形をしており、カーブにおいて輪軸の舵を取る効果を有する。カーブにさしかかると遠心力により外周側に輪軸が向かい、車輪の径がより大きな部分がレールに乗る。内周側では逆に、車輪の径がより小さな部分がレールに乗る。このことで外周側がより大きな距離を進むことになり、カーブを曲がることになる。この動作は、輪軸を単独でレール上を転がしたときでも起こり、自己操舵機能という。したがって、フランジは極端に急なカーブなど場合のみ働く。しかし、この自己操舵機能は直線路において左右に繰り返し運動を引き起こす原因にもなる。この点についての詳細は蛇行動を参照。という記述があった。 放送の説明を聞いた限りでは、車輪の直径はなぜ外側のほうが小さいのか、なぜ逆にできないのか?【←外側が太くレールの中心側が細いという意味】 ということがイマイチ分からなかったが、これは遠心力が働くためということが分かった。もし車輪の直径が外側のほうが太いと、遠心力により太いほうが接地してしまうため、またたく間に脱線してしまいそうだ。 それでもまだ分からないのは、車輪にこのような勾配があると、平らなレールと車輪が接する面積はとても狭くなり、車輪が回転する力がレールに十分に伝わらなかったり、ブレーキをかけてもなかなか止まらないのではないのかという点である。ま、ブレーキがかかりにくいのは事実ではあるが、なぜ高速走行ができるのかはイマイチ分からない。 あと線路が直線であっても横風などで左右2つの車輪がレールに接する時の車輪の直径が異なるケースが出てくるはず。そうすると左右2つの車輪が進む速さが異なってくるため左右方向の力が働いて横揺れが生じるはずだ。そして車輪がずれると今度は逆方向に力が働くと予想される。上記の説明文にある蛇行動というのはたぶんそんなことを言うのだろう。 なお、Bingに、 ●電車がカーブで曲がれるのは車輪が円錐状(コップ型)になっているためだそうですが、これを発明したのは誰ですか? と質問したところ、以下のような回答をいただいた。 電車の車輪が円錐形であることは、カーブを曲がる際の重要な要素です。この天才的な発明を詳しく探ってみましょう。回答の前半はよいのだが、後半に登場する佐藤信さんというのはどういう方かよく分からなかった。何かの間違いではないだろうか? あと、出典の中にあったYouTube動画では、今回の放送内容より分かりやすい解説があったが、発明者が誰なのかは言及されなかった。 次回に続く。 |