じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
研究室の廊下に差し込む夕日。岡大の建物はたいがい真南を向くように建てられている。春分の日や秋分の日の前後では、真西に太陽が沈むため、廊下の奥まで日が差し込むことになる。【拡大写真は3/20撮影分に差し替えた】 |
【ちょっと思ったこと】
息子の卒業式 午前中だけ年休をとって、息子の中学の卒業式に参加した。暖かい春の日差しに恵まれる中、152名が卒業した。 息子の通う中学は中高一貫教育のため、卒業式とは言っても全員が同じ高校に進む。制服も変わらないし、約3/4の生徒は3月中に補習を受けるために引き続き通学するというから、娘の卒業式ほどの劇的な環境変化は無い。感激で泣いている子は一人もいなかった。 娘の小学校の対面式卒業式と異なり、こちらの学校は、生徒一人一人が壇上に上がって校長先生から証書を受け取るというオーソドックスなスタイル。単純かつ形式的な儀式ではあるが、一連の動作を型どおりに行うなかで緊張を体験することが人生にとって貴重な体験になる、とこの学校では考えているようだ。 進学校ということもあり、証書のほか、成績優秀者10数名に優秀賞または努力賞、他にも皆勤賞や県内の教育団体からの賞などが授与された。うちの息子もそこそこ頑張ったようだ。 これで子どもたちは4月上旬まで家で過ごすことになる。息子と娘がそろってこれだけ長期間の休みをとれる機会は二度と無いかと思うが、海外旅行など特別の体験企画は予定していない。月末に義父母たちと一緒に九重と別府の温泉を回る程度になるかと思う。もっとも、義父母もいつまでも健康というわけではないし、子どもたちもいずれは一人で旅行するようになる。変わった体験よりも平凡な思い出づくりのほうが大切であろうと思っている。 ジェットコースターの謎、一部解決 3/17の日記で、 「ジェットコースター」をATOK14でカタカナ変換したら「《商標名》」という警告が出た。「ジェットコースター」が「roller coaster」を意味する和製英語であることはよく知られているが、商標名というのは初耳だった。と書いたところ、hyoukokuさんから、以下のような情報を寄せていただいた。 「ジェットコースター」の登録商標は、特許庁のデータベースによると、もっとも、ずっと昔から和製英語として普通名詞化している「ジェットコースター」が、なぜ1995年になって登録商標として認められたのか経緯はいまひとつ分からなかった。 私がネット上で独自に検索したところでは、どうやら、日本最古のジェットコースターは、東京・水道橋にある「後楽園ゆうえんち」のようだ。ここのホームページでは、「ジェットコースター」の名称がそのまま使われていたが、これは既得権があるのか。それとも、上記の会社の商標権の範囲「遊戯用器具」には屋外の大型遊戯施設は含まれないのだろうか。いずれにせよ、後楽園ゆうえんちでは4月上旬からは改装工事が行われるという。改装後にも「ジェットコースター」と呼ばれる遊具が残るかどうかは確認できなかった。 hyoukokuさんからいただいた追加情報によれば、
話のきっかけとなったATOK14だが、「《商標名》」がどのぐらい登録されているのかは今ひとつ分からない。
[※3/20追記]お互いを更新する掲示板のほうで、つきなみ♀さんより、 ジェットコースターの商標についてですが平和の所有する「28類 遊戯用器具 」 はザッパに言えばパチンコ台です。という情報をいただいた。パチンコ台の商品名であったとは思いもよらなかった。どうもありがとうございました。 念のため検索をかけたらこちらにHPあり。ただし新機種には「ジェットコースター」を冠する商品は含まれていなかった。パチンコ用語辞典の中には、普通機の代表機として「ミサイル7−7−6D」とともに「ジェットコースター」が挙げられていた。 |