じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
ヤツデの花。暖冬傾向が続いたせいだろうか、ヤツデの花が例年より派手に咲いているように見える。ヤツデは、私が子どもの頃から馴染みの植物であり、葉っぱを天狗のうちわに見立てて遊んだものだ。昭和30年代の写真日記の中のこの写真の右端にもちゃんと写っている。
ヤツデの容姿は室内用観葉植物として十分に資格を備えているように思えるが、少々嫌なニオイを発する。花に集まってくるのはギンバエやショウジョウバエばかりだ。そのことを避けるために、庭のヤツデに花が咲いたらさっさと切り取ってしまう人もいる。 |
【ちょっと思ったこと】
液晶ディスプレイで困る人 少し前、学生からの要望により、知覚関係の実験用にパソコン一式を整備した。その際に困ったのがディスプレイであった。従来のブラウン管型ディスプレイに替わって、最近では、液晶型ばかりが出回るようになった。ところが、この液晶ディスプレイというのは、視線の角度がちょっとでも変わると見え方が著しく変わってくる。知覚の実験には向かないのだそうだ。 ということもあって、ブラウン管型のディスプレイ(色空間の国際規格である“sRGB”に対応したもの)を探してみたが、すでに製造中止、在庫切れで入手できなかった。ノートパソコンの液晶に比べると、デスクトップパソコン用の単体液晶ディスプレイのほうは、あまり角度差が感じられないようにも思うのだが、実験用となれば話は別だ。といって、心理学実験専用の刺激提示装置ではカネがかかりすぎる。 液晶ディスプレイ普及でもう1つ困るのは、盗難防止策である。共同計算室の鍵がうっかり開いたままになっていたとしても、重くてかさばる21インチのブラウン管ディスプレイが盗まれることはまずありえない。しかし液晶ディスプレイは大きめのカバンに入れて容易に運ぶことができる。そのこともあって、現時点では共同計算室には一台も設置していないのだが、機種更新の際にはさらに厳重な防犯対策をとる必要がありそうだ。 余談だが12月21日の朝日新聞によれば、ソニーがプラズマディスプレイの製造・販売を大幅に縮小し2005年にも撤退することを検討していることが20日わかったという。46型液晶テレビの発売でプラズマの領域をカバーできるようになったほか、今後は、欧米で人気の背面投射型(リアプロ)テレビに経営資源を集中していくということらしい。 背面投射型(リアプロ)テレビというのは、私のところのLL教室に設置されている大型テレビではないかと思う。コストはかかったが、写りはなかなかいい。 いっぽう一般講義室では手軽に持ち運べるビデオプロジェクターが普及しているが、短い休み時間の間にいちいちスクリーンを張って、画像調整をするのは結構くたびれる。一般家庭でも、わざわざスクリーンを張ってミニシアターを楽しむ人は少ないだろう。いずれにせよ知覚実験には向かない。 |
【思ったこと】 _41223(木)[心理]血液型差別番組を考える(22)「血液型」論議、2004年のまとめ 昨日の日記に 同じことを何度も繰り返すのはそろそろくたびれてきた。ということで、「血液型」の話題は、今年はこれで終了。と書いたあと、某Web日記のリンクを通じて ●血液型性格判断とたたかう というサイトがあることを初めて知った(油小路ニュー中猫屋の一部)。まことにごもっともな内容であると思う。 このことに元気づけられてもう1回分、ここで2004年版の論点をまとめておきたいと思う。
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