じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
大学構内・旧将校集会所の庭跡(2月1日朝撮影)。岡大の文・法・経三学部構内はもともと、第17師団の輜重兵第17大隊(工兵第10大隊のち同第10連隊)の兵営になっていた。その西南の角地には、見習士官・少尉以上の幹部の部隊内クラブ(将校集会所)があり、資料には“庭園を備え、日支事変出征記念と彫った石燈籠が残る。”と記されている。
なおここにあった建物は1998年12月12日に解体された。当日の写真がこちらにある。 |
【ちょっと思ったこと】
風邪をひかない私 大学でも学生や職員の間で風邪が流行っている。我が家でも数日前より妻が風邪で寝込んでいた(現在はほとんど快復)。 そんななか、私だけはこれまでのところ全く風邪をひいていない。特に健康の秘訣があるわけではないが、毎朝5時半頃と夕食後に散歩を欠かさないこと、規則的な日課を守り、睡眠を十分にとっていることが役立っているように思う。 2月に入り卒論査読、各種入試、年度末報告書作成など多忙な日々が続いているが、このまま健康を維持し暖かい春を迎えたいものである。 リメイク版「猿の惑星」の難解な結末(ネタバレあり) 1月28日にNTV系の金曜ロードショーでPLANET OF THE APES/猿の惑星(2001年、アメリカ)を放送していた。月末の忙しい時期でもあり、とりあえずDVDハードディスクに録画し、その後、食事の時間に少しずつ再生、2日になってやっと最後の部分を見終えることができた。 しかし、あの最後のシーンのところがさっぱり分からない。リンカーン記念館の大理石像が、どうして、あの悪役のセード将軍に入れ替わっていたのだろうか。少なくとも、その直前までのストーリーからは必然性の無い結末であるように思える。 妻によれば、あれはレオが歴史を変えてしまった結果だというが、それだけでは説明がつかない。レオとそれぞれの登場人物(デイナや、チンパンジーのアリなど)との関係もいまいち不自然だし、最後に帰還を目ざさなければならない理由も分からない。曖昧さを残しておいた上で、興行成績が良ければ2作目に繋ごうとの目論見があったのだろうか。 ちなみに、私自身は、1968年のチャールトン・ヘストン主演『猿の惑星』を渋谷の映画館で観たことがあり、その後TVで放送された時の録画もある。その時の感動の大きさのせいもあるのだろうが、2001年作品のほうはそれに比べるとイマイチという感じだ。全体に暗い景色(←文字通り黒っぽい背景という意味)が多いように思うが、撮影コストの節約のせいだろうか。1968年の映画は、もっと、屋外の雄大な景色が多かったように記憶している。 |