じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
北京の地下鉄。ホリウチさんの日記で「エスカレーターの立ち位置」は左右どちらが標準であるかということが取り上げられていたが(11/24〜)、北京では、写真左のように、右側に立つことが奨励されているようだ。もっとも写真を見る限りはあまり守られておらず、手すりにつかまっている人も居ない。
写真右は、ホームに入ってくる地下鉄。車と同様、地下鉄も右側通行。 |
【ちょっと思ったこと】
ETC車載器を取り付けるか 年末年始の帰省を控えて、ETC車載器を取り付けようかと考えている。高額ハイカ廃止に関しては、2003年2月5日の日記で道路公団(当時)に不満をたらたら述べたことがあるが、とにかく、今後の高速道路利用料金を少しでも安くしたいというニーズはある。岡山市内の相場は、安いもので7800円から9800円程度のようだが、取り付け費用はいくらぐらいになるのだろうか。 年末に間に合うかどうか気になるのは、むしろ、クレジットカードの切替(もしくは新規入会)手続である。どのカードがお得なのか、じっくり比較する余裕が無い。新規入会の手続をしていたら年内に間に合わない可能性がある。また、ETC利用のためだけに新規入会すると、最初のうちはキャッシュバックなどあるようだが、長期的には年会費負担があってかえって損になる。数千円程度の損得で急ぐほどのことでもないか。 |
【思ったこと】 _51201(火)[心理]国際行動分析学会北京大会(4) Third International ABA Conference: Beijing, Chinaの参加感想の続き。 11月26日のDick Malott先生の話題提供のあと、 ●Notes from an introspective behaviorist: Achieving the positive life through negative reinforcement. Journal of Organizational Behavior Management, 2005, 24, 75-112. という論文の別刷を頂戴した。 Dick Malott先生は、「好子消失阻止の随伴性」つまり「○○をしなければ△△を失う」というルールで自分自身の行動を管理し、それによって生産的に仕事を続けておられる。しかし、こういうパフォーマンスマネジメントでは、働き過ぎとなり体をこわす恐れがある。これに対しては、義務的な統制は排除して、自然に伴う結果(natural contingencies、行動内在的強化随伴性とほぼ同義)だけで行動が強化されるような生活をしていったほうがpositiveな生活が実現できるという立場もある。これらについてのintrospectiveな考察をしたのがこの論文であったが、なかなか興味深い。 もっとも、どっちがpositiveかを判断する絶対的な基準は無い。その人の年齢、仕事の内容、収入などによってどちらもアリということになるだろう。私の場合は、日々、締切に追われているので、好むと好まざるに関わらず、義務的な行動にあけくれているが。 26日は、午前中もう1件発表を拝聴したあと昼食、そのあとは、連名口答発表があった。私たちの発表の時間帯には7つの会場が同時進行となっており、しかもそのうちの1つは ●Behavior Analysis Around the World という大規模はInvited Symposiumであった。そんなこともあって、ひょっとすると誰も聴衆が来ないのではないかと危惧されたが、どういう経緯か、上記のシンポが予定時刻より1時間も早く終了したとかいうことで、私たちの会場のほうに、著名な研究者がぞろぞろと移動して来られた。ま、そんな状況ではあったが、筆頭発表者は上手に喋ってくれて、質問や意見も複数いただくことができた。 その後16時半まで2セッションの発表を聴講したが、早口の英語で喋りっぱなしという発表は聴き取るのが精一杯で、メモをとる余裕がなかった。 次回に続く。 |