じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] [今日の写真] ナンキンハゼ(写真左)とセンダン(写真右)の競演。この時期の大学構内を金色と銀色で飾り立てている。


1月8日(日)

【ちょっと思ったこと】


首相官邸演台の紋章の謎解ける

 1月4日の日記で、小泉首相の年頭会見の時、演台に気になる紋章がつけられていたと書いた。しかし、妻の実家はダイヤルアップ接続のためネット検索で調べ物をすることができなかった。

 日曜日の朝、たまたま、この紋章が「五七の桐」と同一ではないかと思い立ち、さっそく「首相官邸 五七の桐」で検索をかけたところ、お答えしますに詳しい解説があった。当該の日付の日記にはさっそく追記した。

 ちなみに演台にこの紋章がつけられたのは、「平成15年10月から首相の記者会見の際にも「五七の桐」を付した演台を使うようになりました。 」ということだ。ということは第1次小泉内閣(〜15.11.19)の終わり頃に決定されたことになる。

 余談だが、昨日、某家族が熱心に見ていたNHK大河ドラマの中で、今川義元陣営が足利二つ引とともに「五七の桐」を使用しているのが目にとまった。こちらにもあるように、「五七の桐」を家紋に使用している大名、旗本は他にもあるようだ。また、明治神宮では、菊と桐の紋が使われている。





龍勢ロケット

 1月9日の起床時(5時半頃)にテレビのスイッチを入れたらNHK「発見 ふるさとの宝 2005スペシャル」の再放送をやっていた。

 なかでもこれはスゴイと思ったのは、埼玉県秩父市の宝として紹介された龍勢ロケットであった。番組記録にあるように、このイベントは、およそ400年の歴史があるという。松の木で作った筒に火薬を詰め、打ち上げに成功すれば上空500m近くにまであがるというが、その成功率は例年半分ほど。この時に紹介された巻雲流のロケットも残念ながら打ち上げ失敗に終わった。

 伝統行事というのは、いっぱんには、かなり形式化してしまって、毎年、決められた手順を正確にこなすだけで終わってしまうものが多いように見受けられるが、このロケットの場合は、成功率が低いゆえに、毎回、ハイレベルの創意と工夫が求められる。打ち上げ時間わずか11秒のロマンに1年をかけて取り組むだけに、その熱の入れようも相当なもの。失敗の時の落胆も大きいが、そのことによって、来年こそはという新たなチャレンジに奮い立たせられる。祭りの当日はおよそ4万人の観客が集まるということだ。機会があれば見物に訪れたいと思う。