じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
大学構内のパンジー。背景の白っぽい平地は枯山水庭園のようになっていて、プランターとの不釣り合いな対比が興味深い。
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【ちょっと思ったこと】
楽天日記一周年 昨年1月24日から楽天ブログとして開始した日記書き日記が1月24日で一周年を迎えた。感想は1月23日付けに記したのでここでは繰り返さないが、よく続いたほうだと思う。 もともとの開設の趣旨は、「日記書き日記」の名前の通り、「日記を書いた」ことを記す日記であり、「あとがき」のようなものに限定する予定であったが、最近はかなり他の話題も取り上げている。 この日記と異なり、文体を「です・ます」調にしてみた。気が向いたら時々読みに来てください。 |
【思ったこと】 _60124(火)[心理]医療・看護と福祉のための質的研究セミナー(8)研究とは何か、理解とは何か 1月15日午後に大阪府立大中百舌鳥キャンパスで行われた 医療・看護と福祉のための質的研究セミナー「あなたにもできる質的研究:着想から投稿までのノウハウを教えます」 の参加感想の8回目。 「シンポジウム 医療と福祉における質的研究の2番目は ●文化としての“健康観"の探究―エスノグファーの目から見た高齢者にとっての健康(大森純子氏・聖路加看護大学) という話題提供であった。 大森氏の話題は ●私たちはどうして研究するのか? という根本的な問いかけから始まった。そして、医療・看護・福祉の研究においては、対象の理解と実践の理解が大切であることを指摘された。 この御指摘はその通りだと思ったが、問題は何をもって「理解された」と見なすのかということになる。予測と制御を目ざすことなのか、了解や共感を重視するのか、それ以外の理解のしかたがあるのか、このあたりはなかなか難しい。 実践活動の理解においては、研究の問いがどこから生まれるかに注目し、「何だかよくわからない」を、「これって何だろう?」「どうしてだろう?」、「どうなってるの?」「なぜこうなったんだろう?」「それってこうかも?」といった具体的な問いかけに転化する必要があるということであった。 ここでまた少々脱線するが、もし行動分析でこの問いを捉え直すなら
次回に続く。 |