じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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岡山大学構内でお花見(49)サルスベリ

 昨年の写真は2007年8月8日付けの楽天版にあり。その時にも書いたが、このあたりに生えているサルスベリは、もともと、「一才サルスベリ・あすか混合」という種から育った樹の種から生えた二代目、三代目である。サルスベリが見事に咲くのは1年おきかと思っていたが、種ができる前に強剪定しておくと、毎年同じくらいの規模でたくさんの花を楽しめるようである。


8月15日(金)

【ちょっと思ったこと】

回転寿司屋またまた「回転」と思ったが...

 2008年4月6日の日記で、

●回転寿司屋は、開店・閉店の回転も速い

と書いたことがあったが、あれから半年も経たないうちに、同じ場所の店の看板が、なぜか以前と同じ店名に掛け替えられていた。もっとも、店内の様子は以前とはかなり変わっており、
  • ベルトコンベアーをはさんで客席が向かい合うようになっており、寿司自体は店の奥で造るようになっていた(注文は、席の後ろに立っている店員さんたちに声をかける)。
  • 給湯設備が無く、コップに粉茶を入れた後、ポットからお湯を注ぐ。
  • すべてワサビ抜き。ワサビが必要な人は、お皿に盛って、自分でつけて食べる。
  • 満員・順番待ちであるにもかかわらず、なぜか一番奥の列のボックス席はすべて空いていた。携帯などから電話予約を受け付けているらしい。
 その後、ネットで調べてみたところ、どうやら、店の名前は二転三転していても、ベーカリーレストランなどを手がける系列に属している点では変わりない。倒産や買収による看板掛け替えではなさそうだ。そう言えば、以前と同じ名札をつけている店員さんも見かけた。

【思ったこと】
_80814(木)[旅行]花のカムチャツカとアヴァチャ山登山(4)クチコミ(1)

 来年以降にこの方面を旅行される方にお役に立ちそうな情報を、記憶が薄れないうちにまとめておくことにしたい。なお以下に述べることは、私自身の個人体験に基づくものであり、必ずしも一般性があるとは言えない。日程、設備、訪問地の様子などは、その年の気象状況のほか、旅行社、添乗員、現地ガイド、現地旅行社、ドライバーによっても大きく変わることがあるので、あくまで参考情報の1つとして利用していただきたい。
  • 防虫対策
     樹木のある場所では必ずといっていいほど蚊が寄ってきた。大きな蚊と小さなブヨの2種類がある。虫除け薬でもある程度防げるが、ホームセンターで1000円〜1500円前後で売っている防虫ネット付きの帽子をかぶったほうが有効。長袖、手袋も必携。袖口と手袋の間に隙間があることに気づかず写真を撮っていたらたちまち刺されてしまった。

     なお、私の場合、太もも上部や脇腹も何カ所か刺されたが、こんなところを蚊に刺されるはずがない。ホテル室内で寝ている時に室内のブヨに刺されたか、もしくは、山小屋のシュラフの中に何らかの虫が居たためと思われる。但し、気になるほどの痒みではなかった。

  • 飲料水
     エリゾボ市内のスーパーで、ミネラルウォーター、コーラ、各種ジュース、牛乳、飲むヨーグルト(←ちょっぴり辛い味がした)などを売っており、日本とほぼ同じ価格なので、わざわざ日本から運ぶ必要はない。登山時に日本茶が適しているという方は、セキュリティチェックを済ませたあと、搭乗待合所近辺で買うとよいだろう。

     なお、アヴァチャ山ベースキャンプの食堂では、毎食事にヤカンによるお湯の提供があったのでその場でお茶を作ることも可能。また、ミネラルウォーターのペットボトルも常備されていて、いつでも水を飲むことができた。

  • 六輪駆動車
     戦車や装甲車を改造したなどという風説があるが、実際は、ロシアのトラックメーカー製の六輪駆動車。計4日乗車したが、それぞれ異なる車両で、古さもマチマチである。

     車の揺れは、東チベットボリビアモンゴルあたりと比べると、それほど大したことはなかったようにも思えた。というか、激しく揺れる区間はそんなに長くは無い(←ランドクルーザーでの縦断旅行の場合は、丸一日揺られる)。

     運転手にもよるだろうが、「舗装」道路を走る時は、時速80〜100kmではないかと思われるほどの猛スピードを出す。舗装状態はあまり良くないので、この時のほうが揺れるかも。シートベルトなどは全くないし、床には板が張られていることや、非常口が無い車が多い(1台だけ天井に脱出口があった)ことなどから、万が一事故にあった時には死亡・重症になる可能性がかなり高いように思われる。

     もう1つの問題は、窓ガラスが汚れていて外の景色が殆ど見えないことにある。但し、4台乗車したうちの2台は、後ろのほうの席に2箇所だけ小窓がついていて、それを開けることで外の風景を撮影することができた。なお、運転席と客室は別々になっており、前方の景色は全く見えない。後方も窓がついていないので全く見えなかった。


 次回に続く。